スカイシアター・マジレンジャーショー2005年9月17日観覧感想(ネタバレあり)


魔法戦隊マジレンジャーショー「夢の競演! 最強ユニット結成!!」
公演回数:2回(12:00、15:00)
観覧日:2005年9月17日・15:00の部

<主な出演キャラクター>
マジレッド
マジイエロー
マジブルー
マジピンク
マジグリーン
マジシャイン

ウルザード仮面ライダー響鬼(声:岡本美登)
仮面ライダー威吹鬼

バンキュリア
マンティコア

ほか

<ショー中で使用される主な曲>
「輝」
「少年よ」
魔法戦隊マジレンジャー
「シャイニング マジック マジシャイン


Kさんと一緒にマジレンジャーショーを見に行きました。
彼女とこのショーを見るのは久しぶりでした。
お互いに、都合がつかなかったりといろいろありましたから。

先週の日曜のショーが雨で中止になったため、私にとっては、8/28以来2週間ぶりのショー観覧となりました。

このショーを見ていて、泣いてしまうことが多いマジシャイン消滅の場面の衝撃を少しでも和らげるために、本編23話、24話の録画ビデオを2回ほど家で見てから、東京ドームシティアトラクションズへ向かいました。
このビデオを見たとしても、実際にショーを見たら泣いてしまうかもしれませんが(苦笑)。
もう何度も見ているので、そろそろ泣かずに見ることが出来たら…と思いました。 今日はKさんが一緒なので 余計にそう願っていました。

14:00過ぎにアトラクションズへ着いて、取れた整理券はDブロックでした。
雨でショーが中止になってしまった、先週の日曜よりは見る人があまりいないんだなあと思いました。
先週はFブロックで 本当にビックリしました。

14:40頃にスカイシアター内へ入場しました。
いつもならショー開始は15:00ピッタリなんですが、今日は2〜3分早く始まったような気がします。

ウルザードが召喚した夜叉巫女が会場襲撃。
魁たちが駆けつけて戦いますが、インフェルシアの冥獣ではなく、魔化魍相手なので、なす術がありません。
夜叉巫女に金縛りの術をかけられて、動きを封じられます。

夜叉巫女の攻撃が5人に迫ろうとしたそのとき、「待て!!」と叫んでヒカルが登場。
「僕の生徒たちに手を出すな! マジランプバスター!!」といって、敵を攻撃します。

この「待て!!」の第1声を聞いたとき、私は心の中で「やった! よかった…」と叫びました。
ヒカルの声を担当されている方が、今までと同じ方(声のトーンが若干低くて、落ち着いている声の方)に戻っていたからです。

8/18以降に見てきたショーでは、若い声の方がずっとヒカルの声を担当されていて、もうこのまま 今までの声の方には戻らないのかな…と思っていたので、今日のショーで、いつもヒカルの声を担当されている方が声を吹き替えてくださって、本当に嬉しかったです。

この方の声は、7月にショーを見たときからずっと聞いてきたので、本当になじみやすいです。
ウルザードの声も、今までどおり 岡本美登さんでした。

いつもの声の方がヒカルの声の担当で嬉しかったんですが、バンキュリアに吸血されて奈落落ちする(消滅する)場面を泣かないで見れるかが心配でした。

この方がヒカルの声を担当したショーを最後に見たのが、8/12(このときの、バンキュリアに吸血されて奈落落ちする場面での声の演技がものすごい迫真の演技で、2日後にオンエアされた24話がまともに見られませんでした。不安煽られまくりで、オープニングからずっと泣いていました)で それ以降はずっと見ていません。

バンキュリアに吸血される場面と奈落落ちの場面では、ものすごくリアルな声の演技をされるので、どうなることやら…大丈夫かな? 私…と思いながら、問題の吸血と奈落落ちの場面を迎えました。

この場面を見て、少し涙ぐんでしまいましたが、今までのように涙で視界がかすんでショーが見れないという事態は避けられました。
これまでに何度もショーを見ているから慣れてきたのか、それとも 23話、24話のビデオを見てきたおかげで、この衝撃に耐えることが出来たのか…?
何はともあれ、幸いでした。

ショーが終わった後に、Kさんにも「いつも泣くのに、今日は泣かなかったね」といわれました。

ヒカルを失い、茫然としている5人の前に、夜叉巫女が呼び寄せたバケガニが現れます。
5人はバケガニと必死に戦いますが、全く歯が立ちません。
そんな5人の元へ、ヒビキとイブキが参戦。
事なきを得ます。

魁たちはマンドラ坊やからン・マを復活させるために、ヒカルの血が必要であることを聞かされ、ン・マの復活を阻止するべく戦いへ赴きます。
ヒビキたちも、共闘を約束します。

一方、インフェルシア側は ン・マを復活させる儀式の準備に取りかかっていました。
そこへ、魁たちとヒビキ、イブキが駆けつけます。
「先生の血を悪に利用するなんて、マジで許さない!!」と叫ぶ魁。

名乗り後、戦闘となります。
この戦闘の最中、巨大化したマンティコアをマジキングで倒す魁たちですが、ウルザードの魔法力を封じる「闇の呪い」に阻まれてしまいます。
さらに、ヒビキとイブキも魔化魍を倒す能力を封じられてしまい、危機に陥ります。

ヒカルが来てくれると思って、彼の名を呼ぶ芳香、麗、魁。
マジシャインは消滅した。助けになど来ないわ!!」と、言うウルザード
「違う! 先生はきっと来る!! あんなことでやられるもんか!!」と、ヒカルが生きていると信じ、魁は叫びます。
しかし、そんな彼にウルザードは「だったらなぜ来ない? 来ないはずだ。あとかたもなく消滅したんだからな!!」と言い放ち、高笑いします。
「そ…そんな…!! 先生っ!!」と、辛そうに叫ぶ魁。

この魁のセリフの「先生」という部分は、今まで以上に辛く、泣き叫ぶ感じの声の演技で、この場面を見て、泣きそうになりました。
以前にショーを見たときも、すばらしい声の演技をされていましたが、今日はその倍でした。
ヒカルを失った魁の悲しみが、手にとるように伝わってきました。

そんな魁にヒビキは「苦しいときや辛いときは、大事な人の言葉を思い出すんだ。そうすれば、勇気が湧いてくる」と、励まします。
ヒカルの言葉――「どんなピンチでも諦めず、最後まで自分の全力を出し切って戦う」。
この言葉を思い出し、5人は再び立ち上がります。

ウルザードに反撃し、闇の呪いの呪縛を断ち切ります。
ヒビキとイブキにも力が戻ります。
2人は力を合わせて、清めの音で 夜叉巫女とバケガニを倒します。
しかし、「これで終わったと思うなよ!!」と叫ぶウルザード

彼の復活呪文により、夜叉巫女とバケガニの力を得てパワーアップしたバンキュリアが登場します。
「せっかく倒したのに!!」と悔しがる魁。

しかし、最後まで諦めずに戦い抜いた魁たちの勇気に魔法が応え、新しい魔法を手に入れます。

この魔法により、消滅したヒカルが復活。
マジシャインのテーマ「シャイニング マジック マジシャイン」をバックに、ラストバトルです。

「輝く太陽のエレメント! 天空勇者・マジシャイン!!」
「ヒカル先生!!」と、とても嬉しそうに叫ぶ5人。
マジシャイン!! 確かに消滅したはずなのに!!」と焦るバンキュリア
「あいにくだね。確かに僕は消滅した。だけど僕は魁たちを信じて賭けたんだ! どんなピンチでも諦めず、最後まで自分の全力を出し切って戦う勇気にね! その勇気に魔法が応え、奇跡が起こったのさ!!」というヒカル。

この部分のセリフの言い回しが以前にショーを見たときよりも力強く、自信に満ち溢れた言い方をしていたのが印象的でした。
魁たちを信じたヒカルの強い思いが、見ている側にも伝わってくる場面でした。

バンキュリアの攻撃がヒカルと魁たちを襲います。
ヒカルは5人を傷つけないようにとマジランプバスターで、その攻撃を跳ね返します。
しかし、ウルザードの攻撃を受けて吹き飛ばされ、倒れる魁たち。
「みんな!!」と叫ぶヒカル。
倒れた5人を見たヒカルの怒りが爆発します。
「くらえ!! はあっ!!」と、マジランプバスターの強力な一撃をウルザードに浴びせます。
この攻撃によって、ウルザードは撤退していきます。

この場面の「くらえ」というセリフ部分は、冷静なヒカルのキャラが少し崩れてしまう感じですが、ウルザードの攻撃を受けて倒れた魁たちを放っては置けなかったんだろうなあと推測しています。

最後に残ったのはバンキュリアのみ。
「みんな! こいつを倒すには、清めの音と魔法力を共鳴させるんだ!!」と、アドバイスをするヒカル。
ヒビキとイブキ、そして魁たちとヒカルが力を合わせます。
「天空と鬼の勇者の魂よ! 我らに奇跡の力を!! ミラクル・シャイニング・ボンバー!!」
この技でバンキュリアを一掃して大円団でした。

最後の、ヒビキとイブキを呼んだのがヒカルだったとわかる場面。
いつもの声の方だから、「ハハハ バレちゃったか」と言うのかなあと思っていたところ、セリフが変更されたようで「あれ? バレちゃったか」になっていました。

8/28のときはなかった、ショー後の名乗りと、ヒカルのセリフ「今日の授業はこれまで」。
今日はきちんとあって、聞く事が出来ました。
やっぱりヒカルのこのセリフを聞くと、ショーが終わったと実感できるので、とても好きな1場面です。

来月の公演からはどんなふうになるのかわからないですし、素顔公演も始まるので、このセリフを聞けるのも、25日までなんだなあと思いました。

25日の千秋楽に、また見に行こうと思います。