としまえん・魔法戦隊マジレンジャーショー 2006/8/5

観覧日:2006年8月5日・16:00
公演回数:2回(16:00、18:00)
場所:としまえん・エルドラドステージ

<主な出演キャラクター>
マジレッド/ウルザード
マジイエロー
マジブルー
マジピンク
マジグリーン
マンドラ坊や

バズホール
マンティコア
ほか

<主なショー中使用曲>
「勇気はフェニックス」
「ファンタスティック! マジアクション」
「呪文降臨〜マジカル・フォース」
ほか

<感想>

今回から、ショー会場の座席整理券配布という形になっていました。
知らずに行ったので、ビックリしました。
去年見た、デカレンジャーショーのときは整理券なんてなかったので。
着いたのはギリギリでしたが、無事に整理券を確保できました。

16:00になり、ショー開始。

ショー内容は、本編最終回の後日談的ストーリーでした。
新たな気持ちで、インフェルシアを復興させようというゾビルたちの前に、ン・マの魂を受け継いだ敵(ショーのオリジナルキャラでしたが、西武園ゆうえんちで見た、バズホールそのもの)、マンティコアが現れます。
マンティコアはゾビルたちを操り、襲撃に出ようとします。

そこへ魁、麗、芳香が登場。
名乗り部分で魁が「インフェルシアと地上界をつなぐ親善大使・マジレッド」と言っていて、え!?と思いました。

もしかして…スーツアクターの皆さん、西武園ゆえんちのメンバーの方々でしょうか!?
吹き替えの声の方も西武園と同じでした。
ということは、先ほどの敵キャラはバズホールでしょうね。

麗と芳香はマンティコアを追って、二手に分かれます。

そして魁がゾビルと戦っている最中にバズホールが現れます。

「おまえのその力を、闇に変えてやる」というバズホール。

え…!? この展開ってもしかして……

そして、魁に呪縛転生の術をかけます。
これによって、魁はウルザードへと転生させられてしまいます。

えええええええーーっ!?

3/31(レポへ)に西武園ゆうえんちで見たショー内容と、全く同一の内容でした!!
こんな偶然、あるんだなあと思いました。
西武園と全く同じストーリーを、まさかとしまえんで見られるとは……

おそらくスーツアクターの皆さんも、西武園のメンバーでしょう。
そうでないと、西武園と同じ内容のショーを他の遊園地でやることはできないと思います。

3月のショーのときは、ヒカル(マジシャイン)もいました。
しかし今回は、登場しないようです。

こうして、ウルザードとなった魁はマジレンジャーを倒すべく、戦いへと赴きます。


蒔人たちがマンティコアやゾビルたちと戦っているところへウルザードとなった魁が現れます。
ウルザード(魁)と戦う4人ですが、圧倒的な強さの前に 全く歯が立ちません。

「ウル・ウガロ レッドファイヤースラッシュ!!」で、4人に攻撃するウルザード(魁)。
この技を受けたことで、ウルザードが魁ではないかと気づき始める蒔人たち。
「魁…!?」と驚く蒔人。
「魁ちゃんなの!?」と叫ぶ芳香。
この呼びかけで、少し苦しむウルザード(魁)。
そのウルザードの姿を見て、ウルザードが魁だということに蒔人たちは気づきます。

しかし、彼は苦しみに耐えながら、蒔人たちを一撃で一掃し、「この戦い、預けておく」と言って、姿を消します。
蒔人たちも茫然として、その場から立ち去ります。

途中、バズホール役の方の客席いじりもあって、面白かったです。
西武園のときはこのような場面が一切なく、唯一和めたのが ショー中の蒔人と芳香のコミカルなセリフのやりとりのみでした。


一方、呪縛転生から解放されず、ウルザードの姿のままの魁。
その彼にも少し変化が出始めます。
頭の中に、自分の名前を呼ぶ声が聞こえて苦しむウルザード(魁)。

そこへ現れるバズホール。
ウルザード(魁)は彼に、「俺にはどうしても、さっきの奴らが敵とは思えない」と言います。
バズホールは呪縛転生が弱まっていると感じ、再度 呪縛転生の術をウルザード(魁)にかけます。
こうして、完全に記憶を封じられた魁は、マジレンジャー抹殺へと動き出します。

魁を探す蒔人たちのところへ ウルザード(魁)とバズホールが現れます。

バズホールはウルザード(魁)にマジレンジャーたちを倒せと命じます。

「俺たちみんなの力を合わせるぞ!!」と、指示を出す蒔人。

翼の作った魔法薬そして、「ジルマ・マジ・マジ・マジーネ」で、魁の呪縛転生を解こうとする4人。
しかし、バズホールが三度 呪縛転生の術で魁を苦しめます。

蒔人たちに襲い掛かるウルザード(魁)。
そのウルザード(魁)に、必死でしがみつく翼。
この場面は西武園でも泣いたんですが、今日もまた泣いてしまいました。

「おい、バカ! おまえのあるべき姿は、そんな姿じゃないだろう!! 戻ってこいよ! 魁!!」と、叫ぶ翼。
この翼の呼びかけで、魁の呪縛転生が解け始めます。

しかし、まだ力が足りません。
そんなときこそ、ショーの定番で、会場の子供たちの声援がみんなに力を与えます。

「会場のみんな、大きな声で『マジレンジャー』って呼んで」という司会のお姉さんの音頭で、会場の子供たちの「マジレンジャー!!」という叫びが響き渡っていました。
ちなみに西武園では、この音頭を取ったのがヒカルでした。

この呼びかけによって、完全に呪縛転生から解放される魁。
ウルザードが姿を消した後、入れ替わりにマジレッドが登場。
バックに、橋本くんが歌う「勇気はフェニックス」が流れて とても素敵な復活場面でした。

この場面を見ていて、マジレッドのアクターさんが背が高めで、体型がわりとがっしりしていることに気づきました。
西武園でショーを見たときとは、違う方のようでした。

今日のショーでレッドを演じているアクターさん、もしや、西武園のショーのときにマジシャインを演じていらした方では…?

西武園でショーを見たときに、マジシャインを演じていたアクターさんが 背が高めで体型ががっしりしていた方だったので、おそらく 今日のショーでマジレッドを演じていたのは、元マジシャインのアクターさんではないかと考えています。

それなら、今日のショーにヒカルがいなくても納得がいきますし、仕方ないなあと思いました。
ただ、ヒカルがいれば もっと説得力のあるショーになっていたと思いますが。

魁が呪縛転生から解放されたことに驚くバズホール。
「俺の勇気は未来をつかむためにある! 俺たちの勇気の絆は無限なんだ!!」(セリフうろ覚え)という魁。

名乗りの前に、「あふれる勇気を魔法に変える!!」という5人のセリフがありました。

そして、5人全員そろっての名乗りへ。

「唸る大地のエレメント! 緑の魔法使い・マジグリーン!!」
「吹きゆく風のエレメント! 桃色の魔法使い・マジピンク!!」
「たゆたう水のエレメント! 青の魔法使い・マジブルー!!」
「走る雷のエレメント! 黄色の魔法使い・マジイエロー!!」
「燃える炎のエレエント! 赤の魔法使い・マジレッド!!」
「勇気の絆が未来を開く!!」
「我ら、魔法家族!!」
魔法戦隊マジレンジャー!!」


最後の戦闘場面は 魁のフェイタルブレイドと、「マージ・マジ・マジェンド」でバズホールを倒して、大円団でした。

そして締めは、エンディング「呪文降臨〜マジカル・フォース〜」の映画版・ダンス(スカイシアター素顔公演のものと同一の振り付け)を5人全員で踊って終了となりました。
もう見ることはないだろうと思っていたダンスが、また見られました。


ショー会場は変わっても、ショー内容のクオリティはそのままで とても完成度の高いものでした。
としまえんなのに、西武園ゆうえんちにいるような感覚でした。

5人だけでも、このショー内容は成り立つんだなあと思いました。
ヒカルがいなかったので、内容が若干変更されていましたが(大幅に削られた部分もあり)、西武園で見たショーと同一のものを 再びとしまえんで見ることができて嬉しかったです。