京急油壺マリンパーク・マジレンジャーショー 2006/7/30

観覧日:2006年7月30日・11:00&14:10
公演回数:2回(11:00、14:10)
場所:京急油壺マリンパーク・園地中央広場「マリンステージ」

<主な出演キャラクター>
マジレッド
マジイエロー
マジブルー
マジピンク
マジグリーン
マジシャイン

デカレッド
デカマスター

<感想>

一昨年の夏に見た、アバレンジャーハリケンジャーショー以来、2年ぶりのマリンパークです。
5日前に、ネットを見ていたら、ここでマジレンジャーショーがあることを知りました。
友情出演として、マジシャイン、デカレッド、デカマスターが出るということで、Vシネの「マジレンジャーVSデカレンジャー」をベースにしたショー内容になるんだろうと想像していました。

一昨年はアバレンジャー3人(アバレッド、アバレブルー、アバレイエロー)、ハリケンジャー2人(ハリケンレッド、ハリケンブルー)という変則的な人数でしたが、今年はマジレンジャー側がきちんと6人そろっていて、とても嬉しかったです。
デカレンジャー側は2人ですが。

マリンパークまでは1時間30分で行けるので、西武園ゆうえんちへ行くのと同じ距離です。

今日のボウケンジャーは予約録画して、8:00前後に家を出ました。

三浦半島1DAY切符を購入後、京急線の電車へ乗りました。
運良く、三崎口行きの電車でした。

電車の間隔が若干あって、10:00過ぎに三崎口駅へ着きました。
そこから、マリンパークへ行くバス乗り場まで行ったんですが、かなり並んでバスを待っている人がいてビックリしました。
今日が日曜日ということと、夏休みということもあるからでしょう。

1台のバスに、並んでいる人全員が乗れるのかと不安になりましたが、問題なくおさまりました。

マリンパークのある油壺駅へは10:30前後に着きましたが、バスを降りてから、マリンパークへ行く道順がおぼろげで、数分ほど途方にくれました(苦笑)。
2年のブランクがあるので、無理はないなあと思いましたが。

少しずつ道路を歩いていったら、徐々に2年前の記憶がよみがえってきて、無事にたどり着けました。

割引料金の1020円で入場券を購入後、ショーが行われるステージへ。
ギリギリ間に合って、1回目のショーから見られました。

ショー内容は、アリエナイザーのブーマーとブレイン(ショーのオリジナルキャラ)がボスのディーソードベガ、魁のマジスティックソードを狙い、暗躍するというものでした。

魁たちが駆けつけて戦いますが、麗が捕らわれていて、形勢が不利になってしまいます。
ブーマーたちは、麗と引き換えに、ディーソードベガとマジスティックソードを渡すよう魁たちに迫って、姿を消します。
この場面で「麗…!」と心配そうに名前を呼んでいたヒカルが印象的でした。

「宇宙警察に連絡しよう」と、蒔人(だったと思います)が言って、場面が変わります。


バンと魁たちの会話場面。
ディーソードベガを渡せないというバンと、麗を助けたいという魁。
2人は激しく衝突します。
芳香とボスがうまくとりもって、その場は何とかおさまりました。

ボスは魁にディーソードベガを手渡します。
そして、「彼には何か考えがあるようだ」と言って、ヒカルを見ます。

「うまくいくかはわかりませんが、ここでじっとしているよりはいいでしょう。それに…、妻をこのままにしておくわけには…」というヒカル。
ヒカルが考えた作戦で、アリエナイザーの元へ赴くことにしました。

去り際に、「待ってろ。麗」と、言って立ち去るヒカル。
麗を思いやる気持ちや優しさが、このセリフにこめられていました。


アリエナイザーたちの場面。

ディーソードベガ、マジスティックソードを持った魁とボス、バンがやってきます。
「その二つを渡せ」と迫るブーマー。
「私にかまわず戦って!」と、叫ぶ麗。
そんな麗を安心させるように、「必ず、チイ姉を助けてみせる」というような事を言う魁。

魁がマジスティックソードとディーソードベガを渡そうとしたその一瞬の隙を突いて、「今だ!」とバンが叫んでディーマグナムを、その直後にヒカルがマジランプバスターを放ちます。

ヒカルがマジランプバスターで攻撃をするシーンは、マジシャインのアクターさんが上段から飛び降りながらの演技で、ものすごくカッコよかったです。
ただ、この直後に、マントがめくれて、肩に乗っかってしまって、直すのに アクターさんが苦労されていました。

去年のスカイシアターや5月に見た西武園のショーでは、マント捌きが割と上手なアクターさんを起用していて、それを見ていたこともあってか、今日のマジシャインのアクターさんは、マント捌きの面では少し違和感を感じましたが、アクションや演技はとても上手でした。
ヒカルらしさが出ていて、とてもよかったです。
吹き替えの声の方も、市川さんが演じるヒカルのイメージを大事にされていて、印象的でした。

ヒカルの機転で、ディーソードベガとマジスティックソードは敵の手に渡らずにすみました。
そして、麗も無事に、ヒカルによって助け出されます。

「これみんな、ヒカル先生が考えた作戦だよ」という魁。
「ヒカル先生…」と、ヒカルを見つめる麗。
「麗の夢は僕の夢だよ」(←「麗の夢は僕が守るよ」だったかもしれません)というヒカル。

8人で、ブーマーたちに立ち向かいます。

それぞれの名乗りがありました。

「S.P.D. デカレッド!!」
「地獄の番犬・デカマスター!!」
特捜戦隊デカレンジャー!!」

「輝く太陽のエレメント! 天空勇者・マジシャイン!!」
「唸る大地のエレメント! 緑の魔法使い・マジグリーン!!」
「吹きゆく風のエレメント! 桃色の魔法使い・マジピンク!!」
「たゆたう水のエレメント! 青の魔法使い・マジブルー!!」
「走る雷のエレメント! 黄色の魔法使い・マジイエロー!!」
「燃える炎のエレメント! 赤の魔法使い・マジレッド!!」
「勇気の絆が未来を開く!!」
魔法戦隊マジレンジャー!!」

ブーマー、ブレインとのラストバトルです。

2人ずつに分かれて、それぞれに敵と戦う場面。
マジシャインとデカレッド、マジレッドとデカマスターが敵と戦う場面が印象に残っています。

最後はブーサーとブレインを「マージ・マジ・マジェンド」、「ファンタスティック・ストライクアウト」で倒して大円団でした。


ラスト場面。
麗の無事を喜ぶ魁たち。

ヒカルは「すまない、麗。僕の力不足のせいで、君をこんな目に…」と、責任を感じて謝ります。
「ヒカル先生… 私、信じてた。先生がきっと助けにきてくれるって」という麗。
「麗…」と言って、肩に手を置くヒカル。

そのまま2人がしばらく見つめあっていて、見ている私のほうが赤面でした(苦笑)。
しかもこの場面、私の頭の中で、役者さん(甲斐さんと市川さん)に変換されていました(笑)。
マジシャインマジブルーの肩に手を置くしぐさが、市川さんと同じような感じだったんです。
それで、余計に重なってしまいました。

ショー後に「呪文降臨〜マジカル・フォース」のダンスを6人全員(デカレッド、デカマスターを除く)で踊って終了となりました。
エンディングダンス、このマリンパークでも見ることができて嬉しかったです。
今回は、テレビ本編と映画版のダンスをミックスしたような感じでした。

ただ、武器を持ったまま踊っていたのには驚きましたが。
武器を持ったままでのダンスだったので、振りが若干変わっていました。
少し新鮮なダンスでした。


1回目のショー終了後、園内で、去年の12月にスカイシアターでご一緒して以来、ずっとお会いしていなかった、Sさん、Hさんと遭遇しました。

このお2人とお昼を食べながら、特撮話などで盛り上がりました。
SさんとHさんは、マリンパークの会員か何かになっているらしく、ここには結構ショーを見にきているということを話されていました。

また、今日のショーに関しての裏話も話してくださいました。
当初は、このショーの出演キャラクターはマジレンジャー5人、デカレッド、デカマスターのみで、マジシャインは出ない予定だったらしいです。
これをお聞きしたときは本当にビックリしました。

「それじゃあ、マジシャインだけ後から出るのが決まったってことですか?」と、私が聞くと「そう。最初は未定だったから」とのこと。

ヒカルがいたから麗との場面も結構あって、ヒカルの出番も多くて(敵につかまった麗を助けたのもヒカルです)と、とても素敵なショー内容でしたが、当初の予定通り ヒカル不在で7人だけのショーだったら……
一体、どんなショー内容になっていたんだろう?と想像してしまいました(笑)。

そもそも、麗を助ける設定になっていた人が、最初の段階では誰だったんだでしょうね?
最初は、ヒカルは出ないことになっていたわけですし。
私が思うには、ボスか蒔人あたりではないかなあと…。


2回目・14:10からのショーは、Sさん、Hさんのご厚意で お2人と一緒に最前列で見ることができました。
ありがとうございます(また、ショーのマジシャインのお写真もありがとうございました)。

内容は1回目と同じでしたが、後ろで見た1回目と最前列で見た2回目とでは、迫力が違いました。
敵との戦闘場面は、ものすごい迫力で カッコよかったです。

この回は、ちょっとしたハプニングがありました。
バンと魁が言い争う場面でのことです。

マジレッドの胸元のプロテクター(胸の前についている三角形のあれです)が、途中で取れてしまうという事態に。
レッドのアクターさんご自身が演技をしながら直していましたが、また取れてしまって…。
一体、どうなるんだろう…?と少しハラハラしていました。

しかし、これをうまく対処したのがマジシャイン(のアクターさん)でした。
立ち位置もマジレッドの近くだったので、対処しやすかったのではと思います。

この場面は途中まではヒカルのセリフがないので(レッドの胸のプロテクターが取れたのは、ヒカルがセリフを言う前だったので)、マジレッドの後ろにいたマジシャインがレッドのそばへ歩み寄り、プロテクターを付け直していました。
タイミングと手際のよさに、感動しました。


クライマックスは、1回目と同じで捕らわれた麗を救った後、8人全員の力で ブーマーとブレインを倒して大円団でした。

そして、1回目と同様 「呪文降臨〜マジカル・フォース」のダンスを6人で踊った後、ショー終了となったんですが この回で最後ということで、なんと、この後にオープニング曲「魔法戦隊マジレンジャー」を会場のお客さん全員で歌うというサプライズがありました!

スーツアクターの皆さんはステージ上で手拍子をしたり、歌の途中にある、5人ぞれぞれの技になっている歌詞の部分で、名乗りポーズをとっていたりしました。


今日は天気がよくて、ショーを見るのにはちょうどよかったですが、マジシャインの金色のスーツが太陽の光に反射して、ものすごく眩しくて、見ているのが辛かったです。
去年の夏のスカイシアターでも同じ経験をしました。

スーツは若干新調されていたようですが、素材は去年 スカイシアターで使われていたのと同じものを使用していたようです。
ショーが終わって帰宅してからも、少し目がおかしかったです。


今日、見に行くことができて とても嬉しかったです。
またひとつ、楽しい思い出ができました。