2005年7月24日・15:00の部

今日、Kさんと一緒にスカイシアターマジレンジャーショーを見に行ってきました。
本当は一昨日見ることになっていましたが、Kさんが大遅刻したおかげで、整理券をとることすら出来ませんでした。
一昨日はスカイシアター裏からの観覧となりました。

今日、私と一緒に見に来る前に、Kさんは一度このショーを見に来ていたらしく、ショー内容を少しだけ話してくれました。
その中で、マジシャインバンキュリアにやられる場面があるということで、それをKさんから聞いたときは、衝撃を受けました。
いったい、どんなショー内容になっているんでしょうか?

東京ドームシティアトラクションズへ着いたのは、14:00過ぎ。

スーツアクター公演だから整理券は余裕だろうなあと考えていたら、なんとEブロック。
これには本当にビックリしました。

素顔公演(テレビ役者出演公演)だったらEブロックでも納得できますが、スーツアクター公演でEブロックはありえない……。
夏休み突入ということで、見るお客さんが多いんだなあと思いました。

集合時間近くになって、集合場所へ向かいました。
結構曇ってきて、雨 降らないよねえ…?と不安になりました。

14:40過ぎにスカイシアター内へ入場しました。
曇ってきて天気が怪しくなってきたのもあったのか、整理券の回収はありませんでした。
スカイシアター入場券の半券をスタッフの方に切ってもらって、中へ入りました。
あと整理券を持っていれば、スカイシアター入場券の半券が切られたあとでも、雨でショーが中止になった場合は払い戻しが出来ることをKさんから聞きました。
今日になって、初めて知りました。

2月にデカレンジャーショー・素顔公演を見たとき、雨のためにショーが途中で中止になってしまったことがありました。
そのときはスカイシアター内へ入場してしまった後だったので、整理券は持っていましたが 払い戻しは出来ないだろうとおもったので、そのまま帰宅しました。
このときに払い戻しが出来るのを知っていたら、払い戻ししたのになあ…と思いました。

ショー開始前まで、スカイシアター内で流れているマジレンジャーの主題歌、挿入歌を聞きながら待っていました。
例年のショーでは6人目の戦士は、次の10月公演からの登場になるんですが、今回のショーからマジシャインが登場するんですよね。
それもあってだと思うんですが、マジシャインのテーマ曲が流れていました。

マジシャインのテーマを歌っている方が、デカレンジャーのオープニングを歌っていらしたサイキックラバーのような気がして、Kさんに「マジシャインのテーマ曲を歌っている人って、デカレンジャーのオープニング曲を歌っていた人と同じ人じゃないかな? 歌声が似てるから」と話したら、「よくわからない。違う人なんじゃないの?」というお答えが。
いつかサントラCDを購入して、確認しようと思います。
でも、歌声はすごく似ているんですよね。気になります…。

15:00少し前にショーが始まりました。
最初の場面は、ゾビルやハイゾビル、巫女、彼女が率いる敵キャラそして、カニのような魔化魍が攻撃を仕掛ける場面でした。

巫女はショーのオリジナルキャラですが、部下のほうはテレビで見覚えのあるキャラでした。
このキャラがマジレンジャーに出てくるキャラとは若干違っていたので、響鬼に出てくるキャラなのかなあと思いました。
巫女を演じている女優さんがとてもきれいでした。

今回のショー内容は、マジレンジャー響鬼とのコラボレーションのようなショーなので、このようなストーリーになったのではないかと考えています。

巫女たちが会場を襲撃しようとしたとき、マジレンジャーの5人が登場。
敵と戦います。
スーツアクターの皆さんのアクションがカッコよかったです。

5人が戦っている最中、巫女が動きを封じる術をかけ、魁たちは動けなくなってしまいます。
身動きできない5人に、敵の攻撃が迫ります。
危うし…と思ったところへ「僕のかわいい生徒たちに手を出すな!」と、ヒカル(本名:天空聖者サンジェル)/マジシャインが登場。

ヒカルが言ったこのセリフ、前にもどこかで聞いたことがあるなあと思ったら、4月によみうりランドで見たデカレンジャーショーのボスのセリフと同じセリフでした。
このときは、「俺のかわいい部下たちに手を出すな!!」でした。

「ヒカル先生!!」と叫ぶ魁。

ヒカルはマジランプバスターを操り、ゾビルたちを一掃します。
マジシャインスーツアクターさんの動きに、ものすごくキレがありました。
テレビ本編で、マジシャインスーツアクターを担当されている岡元次郎さん並みに、とてもカッコよかったです。

「ヒカル先生がいれば、俺たちに怖いものはないな」というようなことを言う魁。
そんな魁に対し、ヒカルは「ダメだよ、魁。僕に頼ってばかりいちゃ。万が一僕がいなくなっても戦えるようにしなきゃ」(セリフうろ覚え)と言います。
このヒカルのセリフは、このあとのショー内容の伏線になっています。

敵幹部を一掃した後で、ヒカルは魁たちを助けようとしますが、彼もまた巫女に動きを封じる術をかけられ、身動きできなくなってしまいます。

そこへバンキュリアが現れて、「この5人を助けたかったら、武器を捨てな!」と言います。
躊躇するヒカル。
そんな彼に魁が「俺たちにかまわず、敵を倒してくれ!!」と言いますが、「そんなことは出来ない…」と、マジランプバスターを奈落へ落とします。

この瞬間、バンキュリアが背後からヒカルに噛み付きます。
バンキュリアに吸血されたヒカルは、苦しみながら奈落へとおちていきます。
この場面を見ていて、泣いてしまいました。
ここに来る前、Kさんから「マジシャインバンキュリアに噛み付かれる場面があるよ」との事前情報を得ていたので、ある程度覚悟はしていたんですが、衝撃が大きかったみたいです。

茫然と立ち尽くす5人に、「マジシャインは消滅した!!」と高笑いしながら立ち去るバンキュリアと巫女たち。
この展開に、思わず茫然としてしまいました。

テレビ本編はヒカルが登場してまだ間もないですし、彼は魁たちのサポート役という感じなので、ショー内容がこんな展開でいいのかなあ…?と思います。
魁たちを助けるために、ヒカルが命がけでとった行動という設定はとてもすばらしい設定ですが、ヒカルを消滅させることはないんじゃないかと思いました。
せめて、敵に捕らえられているというような設定にしてほしかったです。
ヒカルが死ぬはずはないだろう…と思いながら、ショーを見つづけました。

ヒカルを欠いた魁たちは5人で必死に戦いますが、巫女たちに、手も足も出ません。
そこへ、ヒビキ(仮面ライダー響鬼)とイブキ(仮面ライダー威吹鬼)が加勢します。

ヒビキの声は、岡本美登さんが担当されていました。
ウルザードの声と2役のようです。
ウルザード登場時は、マジグリーンの声を担当されている方がヒビキの声を担当されていました。
ヒビキとイブキの力を借りて、巫女たちを追い払いますが、そこへウルザードとヒカルを吸血してパワーアップしたバンキュリアマンティコアがやってきます。

魁たち5人とヒビキ、イブキが力を合わせるも、バンキュリアウルザードには力及ばず。
「こいつは俺たちの力では倒せない。君たちががんばらないと」というような事を言うヒビキ。
「そんなこと言ったって… いったいどう戦えば…」と、自信を失いかける魁。
芳香(だったと思います)も「ヒカル先生、いったいどうしたらいいんですか!?」と叫びだす始末。

そんな5人に、「無駄だ! マジシャインは完全に消滅したのだからな!!」と、高らかに宣言するウルザード
落ち込む5人にヒビキが励ましの言葉をかけます。
5人は立ち上がりますが、ウルザードの攻撃を受けて倒れてしまいます。

会場の声援の応援をもらい、再び立ち上がる5人。
「ヒカル先生がいなくたって、俺たちでインフェルシアを倒してみせる!!」

その5人の勇気に魔法が応えて、新たな力を手に入れる5人。それと同時に、上段にヒカル(マジシャイン)再登場。
この魔法のおかげで助かったんだろうなあと考えています。

「輝く太陽のエレメント! 天空勇者・マジシャイン!!」
「ヒカル先生!!」と嬉しそうな声をあげる5人。

「貴様、どうして…!」と焦るウルザードバンキュリアに対して、「僕は魁たちを信じた。そしてみんなも一生懸命戦ってくれた。その思いが奇跡を起こしてくれたんだ」(セリフうろ覚え)というヒカル。

それぞれの名乗りの後に、魔化魍たちと戦います。
ヒビキとイブキの技で魔化魍を倒します。
そして、巨大化したマンティコアをマジキングで倒す5人。

しかし、巫女とバンキュリアはまだ生き残っていました。
ヒカルは「君たちの魔法力と彼らの清めの音を共鳴させるんだ」とアドバイスします。
ヒカルと魁たち、ヒビキ、イブキの必殺技により、巫女を倒して大円団となりました。
このときに、バンキュリアが倒されたように見えましたが、生きていそうな気がします。

ラスト場面は、どうしてヒビキとイブキがこっちに来れたのかという疑問を魁たちが話していました。
「まさか…、ヒカル先生が!?」という芳香。
「ハハハ ばれちゃったか。バンキュリアにやられる直前に、召喚魔法をかけたんだ」と説明するヒカル。
ヒビキとイブキを呼んだのは、ヒカルだったことがわかりました。


ショー終了後、司会のヒロちゃんの紹介で、マジレンジャー(マジシャイン含む)、ヒビキ、イブキのスーツアクターさんが再登場。
客席に手を振って、退場されました。
退場の際、マジシャインの声を担当されている方が「今日の授業はこれまで」といって、退場されました。
このセリフを聞けてうれしかったです。
これがなかったらヒカルが出てきた意味がないなあと思いました。


前作「魔神合体! マジキング降臨!!」のショーの最後がブランケンのセリフで終わり、次のショーへ続くような感じの終わり方だったので、今回のショーは前作の続編になるのかなあと思っていました。

実際に見てみたら、6人目の戦士マジシャインが登場、さらにヒビキとイブキも登場して、前作とのつながりが全くなくなってしまっていました。
今回のショーで出てきたのは、バンキュリアウルザードだけで、ブランケンはいませんでした。

ブランケンはテレビ本編ではマジレンジャー5人に倒されましたが、前作のショーで倒される場面がなかったので、今後 どのようにつじつまを合わせていくのか気になります。

次の10月公演にまた出てくるのか、あるいは出番のないまま「マジレンジャーに倒された」というような設定で終わってしまうのか?
もしも出番のないまま終わりだとしたら、すごく切ないです。

また、素顔公演が楽しみです。

今回のショーもとても面白かったので、また見に行きたいです。