劇場版「マジレンジャー&響鬼」
9月3日、28日の2回 見に行きました。
魁が山崎さんを救うためにインフェルシアへ乗り込むという内容でした。
しかし、インフェルシアは地上の人間が決して行ってはならない場所。
天空聖界・マジトピアにあるユニゴルオンを手に入れなければ行くことが出来ない場所でした。
そして、マジトピアもインフェルシアと同じように地球に住む人間が行ってはならないという掟がありました。
ヒカルも行くことには反対して、山崎さんを助けたい魁と衝突。
魁がヒカルにつかみかかるのは珍しいなあと思いました。
ヒカルは「僕がマジトピアへ連れて行くことはできない」といって、姿を消してしまいます。
ヒカルが姿を消した後で芳香が手にしたのは、改札済みの1枚のマジチケット(マジトピアへ向かうためのもの)でした。
表向きは反対していたヒカルでしたが、いいところあるなあと思いました。
5人を信じたんでしょうね。
そのマジチケットを手に、巨大化していくマンドラ坊やにしがみついて、マジトピアへ向かう5人。
この映画で初めて描かれた、マジトピアの全景。
荘厳で、聖域な感じを受けました。
5人が自分たちを守護する天空聖者と会う場面が印象に残っています。
一方、地上に残ったヒカルは、マジシャインに変身して、グルームと1対1で戦います。
この戦闘の最中にヒカルがグルームに追い詰められます。
ここで、面が割れて倒れ、金色の光の粒子となって、あとかたもなく消え去る場面は、思わずヒヤリとしました。
生きた心地がしませんでした。
ええーっ!? ま…まさか…消滅…!?
9/25に千秋楽だった、スカイシアターのマジレンジャーショー(ヒカルが消滅するという設定でした)だけじゃなくて、映画でも!?と思いました。
スカイシアターのショーを先に見ておいてよかったな…と思いました。
かなりの衝撃でしたが、泣かないで見る事が出来たので。
スカイシアターショーが防波堤になってくれたんだなあと思いました。
その後、天空聖者サンジェルの姿に戻って登場したときには、ホッと胸をなでおろしましたが、再度の戦闘で、グルームの剣に胸のあたりを貫かれて、この後どうなるんだろう?と思いました。
死なずに生きていてほしいと願っていました。
サンジェルの姿は、とてもカッコよかったです。
魁たちはマジトピアの神殿内へ。
そこで、リン(天空聖者ルナジェル)と再会します。
リンの案内で、5人は天空大聖者・マジエルと会うことになります。
マジエル役は曽我町子さん。
私が小学6年のときに見ていた「恐竜戦隊ジュウレンジャー」でバンドーラを演じていらした方です。
今回は悪役ではなくて、天空聖者の長の役でした。
マジエルはユニゴルオンを貸す事を拒みますが、5人のゆるぎない決意に負けて、貸し与えます。
マジレッドに変身した魁はユニゴルオンに乗って、インフェルシアのアジトへと乗り込みます。
山崎さんはグルームの差し出した指輪に操られ、グルームのことだけを考えるようになります。
その間一髪のところへ魁が駆けつけて、無事に山崎さんを取り戻します。
地上に戻り、グルームとの戦闘。
名乗り及び戦闘場面が大迫力でした。
グルームはリビングソードと冥獣合体し、パワーアップ。
魁たちは危機に陥ります。
そこへ、トラベリオンでヒカルが駆けつけます。
いったいどうやって復活したかはわかりませんが、生きていてよかったです。
ホッとしました。
スカイシアターのショーでは、5人の勇気に応えて授けられた新しい魔法で、ヒカルが復活しています。
ここで、ヒカルが「今日の授業をはじめよう」と言っていました。
いつもは「今日の授業はこれまで」というセリフなので、すごく新鮮でした。
魁がユニゴルオンと合体し、セイントカイザーとなります。
セイントカイザー、トラベリオン、マジドラゴンで グルームとのラストバトル。
この戦闘で、サーカスに出てくる空中ブランコの戦法が出てきたのにはビックリしました。
空中ブランコの戦法で、グルームを倒して大円団でした。
エンディング「呪文降臨〜マジカル・フォース」は映画ならでは。
6人でのダンスになっていました。
市川さん、相当 練習されたんでしょうね。
上手に踊れていました。
ダンスの振りが本編とは若干違っていて、とても新鮮でした。
6人のスーツアクターさんが踊る場面も見ることが出来て嬉しかったです。
マジシャインのスーツアクターを担当されている岡元さんがすごくリズム感がいいなあと思いながら、見ていました。
ハラハラした場面もありましたが、とても面白かったです。
マジレンジャーは面白かったですが、響鬼はイマイチわかりませんでした。
現在の世界と、本の中の戦国時代の世界が交錯して話が進められていくので、展開についていくのが大変でした。
28日にもう1度見ましたが、うーん…という感じです。
去年見た、ブレイドのほうがまだましでした。
でも、ヒビキのパワーアップ形態の装甲(アームド)響鬼は、ものすごくカッコよかったです。