<はてなレポ> 魔法戦隊マジレンジャーショー「魔法伝説! 無敵のパワー覚醒!!」2005年12月17日(初日)・観覧感想(ネタバレあり)

ショー開催期間:2005年12月17日〜2006年1月29日
冬休み毎日公演:2005年12月23日〜2006年1月9日

観覧日:2005年12月17日・15:00の部
公演回数:2回(12:00、15:00)
場所:東京ドームシティ スカイシアター

<主な出演キャラクター>
マジレッド/レジェンドマジレッド
マジイエロー
マジブルー
マジピンク
マジグリーンマジシャインウルザード(声:岡本美登)
マンドラ坊や
スモーキー

ブランケン
メーミィ
バンキュリア

ほか


<お正月 素顔の戦士・舞台挨拶出演者(予定)>
・2006年1月1日
小津 魁/マジレッド 橋本 淳
小津蒔人/マジグリーン 伊藤友樹

・1月2日
小津 翼/マジイエロー 松本寛也
小津芳香/マジピンク 別府あゆみ

・1月3日
小津 麗/マジブルー 甲斐麻美
ヒカル/マジシャイン 市川洋介



素顔公演の余韻が残る中、今日からの新シリーズ第5弾「魔法伝説! 無敵のパワー覚醒!!」を見てきました。

整理券はAブロックの245番。

午後から行きましたが、割とよいほうだなあと思いました。

15:00になって、ショーが始まりましたが司会の方が変わっていました。

先週まで司会を担当されていたヒロちゃんから、女性のお姉さんになっていました。

お姉さんが司会をするのを見るのは、ハリケンジャーショー・素顔公演、アバレンジャーショー・素顔公演以来です。


バンキュリアとゾビルたちが会場を襲撃している最中に、スモーキー登場。

マジシャインは、7月〜9月の第3弾のショー「夢の競演! 最強ユニット結成!!」から登場しているにもかかわらず、スモーキーがずっと出てこなくて、まさか、登場しないまま ショー自体が終わってしまうのでは…?と思っていました。
テレビ本編よりはだいぶ遅れましたが、今回からの登場です。 嬉しいです。

スモーキーの声の方が、先週までマジレッド(魁)の声を担当されていた方なので、慣れるまで、かなり苦労しそうです。

この声の方は第1弾のショーのときからずっと、魁の声を担当されていた方でしたから。

スモーキーがしゃべるたびに、魁と重なってしまうので、どうしたらいいのか…。
すっかり魁のイメージが定着してしまっているので。
徐々に慣れていくしかないですね。

魁の声を担当されていた方がスモーキーの声になったため、当然 魁の声の方が変わるわけですが、この方 先週までのショーでマジシャイン、マジイエローの声を担当されていた方です。
声を担当されている方には大変申し訳ないんですが、違和感ありまくりなんですよ…。

これなら、スモーキーの声をどなたか別の方に担当していただいて(本役の草尾さんでもOKです)、声の担当を元に戻してほしいです。
そのほうがまだましです。

で、マジシャイン(ヒカル)の声は一体、誰が担当…?と思ったら、なんと 第1弾のショーから先週(12/11)までずっと、ウルザードの声を担当されていた、岡本美登(よしのり)さんでした!!

ウルザードの声をやっていた美登さんがヒカルの声の担当。
思い切り、度肝を抜かれました。

最初に声を聞いたとき、ずっとウルザードの声を担当されていたこともあってか、少し違和感を感じましたが 声を聞いているうちになじんできました。

第3弾「夢の競演! 最強ユニット結成!!」のときにヒカルの声を担当された方(声のトーンが若干低い方)も大変よかったですが、今回の美登さんのヒカルの声の演技も素晴らしかったです。

第3弾のショー以降、敵と味方の両方の声を演じることが多い美登さんですが、声のトーンや雰囲気を変えて 演技をしてくださるので、本当に上手だなあと思います。

でも、第6弾の最後のショーのときに、第3弾でヒカルの声を担当された方が声を吹き替えて下さったらいいなあと思っています。

やはりヒカルの声というと、第3弾のショーの声の方が一番 印象に残っています。 一番最初に、ヒカルの声を担当された方なので。

美登さんがヒカルの声。
ということは、まさか… ウルザード出番なし!?と一瞬 焦りましたが、出番があってホッとしました。 少しだけでしたが。
もちろん、ウルザードの声も担当されていました。
こっちがメインの声ですし。美登さんは。

ヒカルの声のときは、声のトーンをあげていますが(少し高めの声でセリフを言っているので、ヒカルの優しさが前面に出ているような感じです)、ウルザードの声のときは、反対に声のトーンをかなりおさえて 演技をされています。

スモーキーはバンキュリアたちを相手に戦いますが、現れたメーミィの魔法に苦戦を強いられます。

司会のお姉さんの「みんなでマジレンジャーを呼ぼう」という声の後に、会場の子供たちの「マジレンジャー!!」コール。

マジレンジャー5人と、マジシャインスーツアクターさんが登場します。

「スモーキー、大丈夫か?」と、心配そうに声をかけるヒカル。

スモーキーはヒカルたちに心配をかけまいとして気丈に振舞いますが、麗は「無理しないで。みんなで戦おう」と、声をかけます。

ところが、そこへメーミィの攻撃が迫ります。

この攻撃によって6人は、メーミィの作り出したマルデヨーナ世界へ飛ばされてしまいます。
ショーの上でのストーリーなので、6人いっせいに奈落落ちという展開でした。

「旦那! みんな!!」と叫ぶスモーキーが痛々しかったです。


場面は、マルデヨーナ世界へと変わります。

舞台セットの両脇に紫色っぽいカーテンがかけられました。
このカーテンがきっと、マルデヨーナ世界という世界観をあらわしているんだろうなあと思いました。
しかし、強風が吹いた場合が心配ですが…(苦笑)。

このマルデヨーナ世界は、6人の魔法力を吸い取るために、メーミィが作り出したものでした。

この世界の中で、魔法力を吸い取られ、苦しむ6人。

こうしてはいられないと、この世界からの脱出を試みようとします。

そんな6人に、メーミィの攻撃が迫ります。

これが5人を助けようとした(多分、そうだったと思います)ヒカルを直撃。
彼は攻撃を受けて、倒れてしまいます。

「ヒカル先生!!」と、倒れたヒカルに駆け寄る麗。

テレビだけじゃなくて、ショーでもヒカルと麗って こういう設定なんだなあと思いました。

メーミィ、貴様!!」と、怒りをあらわにする魁。

「せいぜい苦しんで、消滅していくのね」と言い放ち、姿を消すメーミィ

「あいつ(=スモーキー)が無茶しなければ、こんなことにはならなかったのによ!!」というようなことを言う翼。

先週まで魁の声を担当されていた方は、今回のショーからは翼とスモーキーの声の担当のようです。
やはり、魁の印象が強すぎて なじめません…。

「すまない、みんな。僕の監督不行き届きだ」と、謝るヒカル。

「先生、そんなことないって。スモーキーは俺たちに負担をかけたくないから、3時間のタイムリミットがあるにも関わらず、ランプから出て たった一人でバンキュリアたちと戦っていたんだ。俺はスモーキーのことを信じる!!」というようなことを言う魁。

「魁…」と、嬉しそうに言うヒカル。

蒔人たちも、魁のスモーキーを信じる気持ちに心を動かされ、客席の私たちに「スモーキーがきたら、『魔導の扇』といってほしい」と、言い残して ステージ上から立ち去ります。

この「魔導の扇」こそが、メーミィの作り出したマルデヨーナ世界を破ることが出来るものでした。


続いての場面は、スモーキーがマンドラ坊やと共に、魁たちを探して登場します。
スモーキーは何とかして、魁たちを助けたいという気持ちはありましたが、自分では役不足だろうと思い込んでいました。

そんなスモーキーをマンドラ坊やが励まします。

ここで、マンドラ坊やが客席に対して、何か魁たちから言われたことはないかとたずねます。
先ほどの言葉「魔導の扇」を一斉に叫ぶ客席。

この言葉を頼りに、スモーキーたちは再び インフェルシアの元へと赴きます。


インフェルシアの場面。

スモーキーは猫だましで、メーミィバンキュリアたちを攪乱し、その隙にメーミィが手に持っている扇(いつも手にもっているやつです。テレビ本編でも常に持っていましたよね)を奪い、それを破壊します。

しかし、破壊した直後に メーミィの攻撃を受けて、危機に陥ってしまうスモーキー。
あわや…というところで、スモーキーに救われ マルデヨーナ世界から戻ってこれた6人が駆けつけます。

スモーキーを助け起こすマジシャイン
2人の信頼関係が築かれているよい場面でした。

それぞれに名乗り。
スモーキーにも名乗りがあったんですが、なんて言っていたのかはわすれてしまいました。
インパクトあったのに…(T_T)。
次に見に行ったときに、しっかりと聞いてきたいと思います

ヒカルの名乗り「輝く太陽のエレメント! 天空勇者・マジシャイン!!」の部分、美登さんの声がとても力強く、素晴らしい名乗りでした。

あと、この名乗り部分で、マジグリーン(蒔人)の声も 美登さんが担当されていることがわかりました。

マジグリーンマジシャイン、そしてウルザード
3つの声を演じ分けるのは、さぞ大変だろうなあと思います。

マジグリーン(蒔人)の声は、前回の第4弾のショーでも担当されていたので、そんなに難しくはないと考えていますが、マジシャイン(ヒカル)の声の担当は、今回が初めてです。

きちんと演じわけが出来ているので、本当に素晴らしいです。

ちなみに、去年の素顔公演後のデカレンジャーショー・12月〜1月公演のときは、通常のスーツアクター公演であるにも関わらず、デカレンジャー5人の名乗りは役者さんご本人の声を使用していました。
デカブレイクデカマスターは吹き替えの方だったような気がします。

しかし、今回のマジレンジャーショーでは 名乗り部分も含めて、すべて吹き替えの方が声を担当されていました。
まあ、素顔公演ではないので 納得は出来ますが。
役者さんご本人の名乗りの声は、来年の第6弾(2月〜3月・素顔公演)のショーでしか 聞くことが出来ないわけですね。

また、「あふれる勇気を魔法に変える」 「魔法戦隊マジレンジャー」の部分、今回のショーからようやく、マジシャインスーツアクターさんが5人と一緒にポーズを取っていて 6人そろったんだなあと実感しました。

これまで見てきた、第3弾、第4弾のショーでは 一緒にポーズをとる場面がなかったので、今回のショーで やっと、6人一緒の場面を見ることが出来ました。
嬉しかったです。


メーミィたちと戦う6人。
徐々に6人におされていくメーミィ

メーミィは最後の手段とばかりに、魔法で2人の人物を登場させます。
その人物とは、ウルザードブランケンでした。

マジレンジャーのテレビ本編中に流れる、ショーのCMに ブランケンの姿があったので、いったいどんな展開!?と待ちわびていました。

ここで、ブランケン登場となりました。

ヒカルが「この2人は、メーミィの魔法によって作られたものだ」(セリフうろ覚え)と、説明していましたが、ブランケンはともかくとして、ウルザードが 今回のショーでは、いったいどのような設定になっているんだろう?と、疑問を感じました。


ウルザードブランケン、そして ゾビルたちを相手に戦う6人。

マジグリーンVSウルザード

今回のショーでも、ウルザードはいまだに敵扱いのようです。
テレビ本編では、お父さん(ブレイジェル)としての記憶を取り戻しているんですが。

2人が戦っているのを見て、「蒔人、その人 お父さんだから!」と叫びたい気持ちでいっぱいでした。

前回のショーで、マジシャインと一騎うちしたときも、ものすごい切なかったですね。

こっちのショーで、今後どのようにテレビ本編と話の展開をあわせていくのかが非常に気になっています。
すべて、第6弾の最後のショーへの伏線になるんでしょうか…?

しかし、ウルザードの正体がわからずに、敵のままで終わってしまうのは あまりにも切なすぎます。 この展開にだけは、絶対にしないでほしいなあと思います。


続いて、テレビでは絶対に見ることが出来ない、夢の対決が このショーで実現しました。
マジシャイン(ヒカル)VSブランケンの一騎うち。
見られるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。

テレビ本編では、ブランケンは18話で、マジレンジャー5人に倒され、マジシャインが登場したのが19話(正式に出てきたのは、20話ですが)。
なので、テレビではまったく戦うことがなかった2人でした。

このショーで、2人が戦うところが見れて、本当に嬉しかったです。

このブランケンとの立ち回りの場面、マジシャインスーツアクターさんの殺陣がカッコよかったです。
ブランケンに対して、マジランプバスターを放つヒカルがものすごい新鮮でした。

しかし、メーミィが魔法で作り出した2人なので、苦戦を強いられるヒカルと蒔人たち。
それを見た魁の怒りが頂点へと達し、彼は単身、レジェンドマジレッドへと変身します。

テレビ本編では5人全員がレジェンドマジレンジャーへと変身しているのに、こっちのショーでは魁1人だけ…。

前回のショーで、ニセマジレンジャー(=ヤミレンジャー)は5人全員 登場させることが出来たのに、なんで 今回のレジェンドマジレンジャーは、マジレッド1人だけなんでしょうか?

レジェンドマジレンジャーも、5人全員、登場させてほしかったです。

とはいっても、去年のデカレンジャーショーでも、スワットモードになったのって デカレッドだけだったんですよね。

先にCMを見ていたので、今回も去年と一緒なんだなあ…と半ば諦めましたが、テレビ本編でしか5人全員のレジェンドフォームを見られないのが残念です。

レジェンドマジレッドのレジェンドファイヤーによって、ブランケンウルザードを倒します。
ブランケンは、これで完全に出番終了ですが、ウルザードってどうなったんだろう…?と、疑問が残りました。


そして、最後に残ったメーミィを 勇気に応えて授かった新魔法で撃退します。

前回同様、今回もまた この場面での6人の力を合わせた必殺技の名称が聞き取れず…。
なんて言っていたのかが、わかりませんでした。


メーミィは捨て台詞を残して、奈落へと姿を消します。
このラスト場面が、次の第6弾のショーへとつながっていくような終わり方でした。


ショー後に、マジレンジャー5人とマジシャイン、そして スモーキーのスーツアクターさんが再登場。
マジシャインとスモーキーは、名乗りもありました。
美登さんの力強い「天空勇者・マジシャイン!!」という名乗りの声が再び聞けて、嬉しかったです。

客席に手を振って、退場されました。


前回の素顔公演以上に、ものすごい濃い内容でした。
とても楽しめたので、また見に行きたいです。