<はてなレポ>魔法戦隊マジレンジャーショー「魔法伝説! 無敵のパワー覚醒!!」2005年12月23日・観覧感想(ネタバレあり)

ショー開催期間:2005年12月17日〜2006年1月29日
冬休み毎日公演:2005年12月23日〜2006年1月9日

観覧日:2005年12月23日・15:00の部
公演回数:2回(12:00、15:00)
場所:東京ドームシティ スカイシアター

<主な出演キャラクター>
マジレッド/レジェンドマジレッド
マジイエロー
マジブルー
マジピンク
マジグリーンマジシャインウルザード(声:岡本美登)
マンドラ坊や
スモーキー

ブランケン
メーミィ
バンキュリア

ほか


<お正月 素顔の戦士・舞台挨拶出演者(予定)>
・2006年1月1日
小津 魁/マジレッド 橋本 淳
小津蒔人/マジグリーン 伊藤友樹

・1月2日
小津 翼/マジイエロー 松本寛也
小津芳香/マジピンク 別府あゆみ

・1月3日
小津 麗/マジブルー 甲斐麻美
ヒカル/マジシャイン 市川洋介


初日に続いて、2回目の観覧。

昼食を済ませて、午後から東京ドームシティアトラクションズへ向かいました。

明け方に祖父が入院している病院へ行ったので(病院から連絡があったため)、まともに寝ておらず、寝不足です…。

整理券はBブロックでした。

バンキュリアとゾビル、ハイゾビルが会場襲撃。
この場面でバンキュリアが「冥府十神さまにささげるいけにえ」というようなセリフを言っていて、ビックリ。

後々、魁(マジレッド)にも「俺たちが冥府神と戦っているこの忙しいときに」というセリフがあるので、こっちのショーでは 冥府神との戦いあたりまで、話がとんでいるということになります。

次の第6弾のショー(素顔の戦士・最終公演。 全日程、役者さんの出演公演となります)で最後になるので、仕方がないのかもしれませんが、とても重要な部分が抜けてしまっているんです。

もしかしたら、第6弾のショーでその部分を描くのかもしれませんが、テレビ本編にあった、ウルザード=魁たちのお父さんだという ウルザードの正体に関する部分が いまだにショーのほうでは、まったく描かれていないんですね。 このショーでは、ウルザードは ずっと敵のままです。

テレビ本編では、魁のものすごい葛藤があり、とても印象的なエピソードでしたよね。

この、ウルザードの正体に関する部分が抜けてしまっている状態で、いったいどのようにして 第6弾の最後の素顔公演へつながっていくのかが非常に気になっています。
それに、第6弾の最後のショーで、その部分を描いてくれるのかどうか…?
もし、描かれないとしたら 本編のほうで、補完するしかなくなりますね。

バンキュリアたちが いけにえを求めて会場襲撃。

そこへスモーキー登場。

たった一人で戦いますが、歯が立ちません。

そこへ司会のお姉さんが現れ、「みんなでマジレンジャーを呼ぼう!!」と音頭をとります。

会場の子供たちの「マジレンジャー!!」という叫びの後、マジレンジャー5人、マジシャインスーツアクターさんが登場。

「スモーキー、いったいどうしてこんなところに…」というような事を言うヒカル。
「ランプから抜け出しただけだ!!」というスモーキー。

「ったく、俺たちが冥府神と戦っているこの忙しいときに、面倒な手間をかけさせるなよ!!」(セリフうろ覚え…)という魁。

スモーキーはなおも強がって、一人で戦おうとしますが 麗に「一緒に戦おう」と言われて、引き下がります。

ところがそこへ、メーミィが現れ、攻撃をします。
この攻撃によって、6人はメーミィの作り出したマルデヨーナ世界へ飛ばされてしまいます。
「旦那! みんな!!」と叫ぶスモーキー。

マルデヨーナ世界。
メーミィマンティコアを巨大化させます。
マジキングで応戦する5人。
その間、ヒカルはマジランプバスターで、敵の攻撃を防いでいました。
このショーにはトラベリオンが出てこないので、仕方ないなあと思いました。

マンティコアを撃退するものの、メーミィの攻撃で魔法力を奪われてしまう5人。
それを見たヒカルは、魁たちを助けようとマジランプバスターを放ちますが、これも、メーミィの攻撃によって マジランプのパワーを吸い取られてしまいます。

さらに、メーミィの攻撃をまともに受けて 倒れるヒカル。
「ヒカル先生!!」と、彼に駆け寄る麗。

残りの4人も「先生!!」と叫びながら、ステージ上に登場します。

メーミィ、貴様!!」と怒りをあらわにする魁。

「せいぜい苦しみながら消滅していくのね」と言い放ち、姿を消すメーミィ

「どうやら、この空間そのものが僕たちの魔法力を吸い取っているようだ。早くここから出なければ!」というヒカル。

「あいつが無茶しなければ、こんなことにはならなかったのによ!!」と、文句をいう翼。

「すまない。僕の監督不行き届きだ」と、謝るヒカル。

そんなヒカルに魁は「先生、確かにスモーキーはあんなやつだけど、俺たちが大変なのを知っていて、たった一人でバンキュリアやゾビルたちと戦っていたんだ!! あいつは俺たちと違って、父さんや母さんもいない。スモーキーは俺たちの家族も同然なんだ!」というような事を言います。

「魁…」というヒカル。

「俺はスモーキーを信じる!!」

その魁の言葉に、「ねえ、私たちに何か出来ることはないかしら?」という麗。

ここで魁が客席の私たちに「スモーキーがきたら、『魔導の扇』っていってほしいんだ」と、言います。

その言葉を残して、ステージ上から立ち去る6人。


続いて、スモーキーとマンドラ坊やの会話場面。
スモーキーは自分が魁たちの役に立っているとは思わずに、自信をなくし、愚痴をこぼします。
しかしマンドラ坊やは「そんなことないでござりますです」と、スモーキーを励まします。

ここでマンドラ坊やが客席の私たちに、魁たちから何か言われていることはないかと尋ねます。
先ほどの言葉「魔導の扇」をいっせいに叫ぶ客席。

これが魁たちからの伝言だと悟ったマンドラ坊やは「やっぱりスモちんは、魁ちんたちから頼りにされているでござりますです」と言います。

魁たちから頼られていることに自信を取り戻したスモーキーは、「魔導の扇」を破壊するべく、インフェルシアへと赴きます。

インフェルシアの場面。
単身、乗り込んだスモーキーは猫だましで、メーミィバンキュリア、ゾビルたちをかく乱します。
そして、メーミィの持っている扇を奪おうとするスモーキー。

ところが、「私がそんな簡単におまえの術にかかるわけないでしょ!!」と、メーミィはスモーキーに攻撃をします。

その攻撃に負けそうになりながらも、力を振り絞って 扇を奪うスモーキー。

必死の思いで、「旦那! 兄弟たち!! 戻ってきてくれ!!」と叫びます。

しかし、メーミィの猛攻によって倒れてしまうスモーキー。

「これで終わりね」と、満足そうに言うメーミィ

そのときでした。 スモーキーの必死の叫びによって、マルデヨーナ世界から戻ってこれた魁たちが駆けつけます。

「よくがんばったね。スモーキー」と、優しく言葉をかけるヒカル。

ここは、とても印象に残っている部分です。
美登さんの声の演技も、優しさに満ちていて とてもよかったです。
セリフの言い回しが市川さんのヒカルを意識しているように思いました。

「見直したぜ」という翼(だったと思います)。

「旦那… 兄弟たち…」と、嬉しそうなスモーキー。

それぞれに名乗り。

「唸る大地のエレメント! 緑の魔法使い・マジグリーン!!」
「吹きゆく風のエレメント! 桃色の魔法使い・マジピンク!!」
「たゆたう水のエレメント! 青の魔法使い・マジブルー!!」
「走る雷のエレメント! 黄色の魔法使い・マジイエロー!!」
「燃える炎のエレメント! 赤の魔法使い・マジレッド!!」
「輝く太陽のエレメント! 天空勇者・マジシャイン!!」
「じゃれる おしゃべり魔法猫・スモーキー!!」
「あふれる勇気を魔法に変える!!」
魔法戦隊マジレンジャー!!」

それぞれに戦います。
この場面だったかどうかは忘れましたが、マジシャインスーツアクターさんの回し蹴りがカッコよかったです。

今回のマジシャインを演じていらっしゃるスーツアクターさんは、テレビ本編でのマジシャインスーツアクターさんの岡元次郎さんの動きを、ものすごくよく研究されているなあと思いました。


6人の攻撃に徐々に押されていくメーミィ
メーミィは最後の手段として、自分の魔法で ウルザードブランケンを登場させます。

「みんな、まどわされるな! この2人は、メーミィが魔法で作ったニセモノだ!!」と、叫ぶヒカル。

本物のウルザードはどこにいるんだろう?と思った瞬間でした。

ヒカルの助言を受けて、ウルザードブランケンとそれぞれ戦う魁たち。

マジグリーンVSウルザード そして マジレッド、マジイエロー、マジシャインVSブランケン

魁、翼がブランケンの攻撃の前に倒れ、続いてヒカルが参戦します。

「貴様がマジシャインか!!」と言いながら、ヒカルに襲い掛かるブランケン

ヒカルはマジランプバスターを放ちますが、効果はありません。

彼がブランケンの猛攻に負けそうになったとき、芳香、麗が加勢。

しかしそれでも、勝ち目はありません。

魁の怒りが頂点に達し、彼はレジェンドマジレッドへと変身します。

レジェンドファイヤーでゾビルたちを一掃。

メーミィブランケンウルザードを 5人の勇気に応えて授けられた新魔法とヒカル、スモーキーの力を合わせた「マジカル・フレンドシップ・バスター」で倒して 大円団でした。