<はてなレポ>魔法戦隊マジレンジャーショー「ヒカルの勇気!マジで決めるぜ最終決戦!!」素顔の戦士公演・初日(ネタバレあり)

ショー開催期間:2月4日〜3月12日
場所:東京ドームシティ スカイシアター
観覧日:2006年2月4日・12:00(2回目)、13:30(3回目)、15:00(4回目)の部
公演回数:4回(10:30、12:00、13:30、15:00)

<主な出演者及び出演キャラクター>

小津 魁/マジレッド 橋本 淳
小津 翼/マジイエロー 松本寛也
小津 麗/マジブルー 甲斐麻美
小津芳香/マジピンク 別府あゆみ
小津蒔人/マジグリーン 伊藤友樹
ヒカル/マジシャイン 市川洋介
ウルザードファイヤー (声:岡本美登(よしのり))
マジマザー
マンドラ坊や
スモーキー

ブランケン
メーミィ
ダゴン
バンキュリア

ほか


こちらに、よくコメントを書き込んでくださる(いつもありがとうございます)、ひいなさんと一緒に、初日の公演を観覧しました。
2回目、3回目を一緒に見て、4回目公演は1人で見ました。

整理券も、結構人が並んでいたように思いましたが(朝、着いた時点で)、それほどでもなかったようで、2回目と3回目はBブロック、4回目はAブロックでした。 意外でした。

今までに見てきた素顔公演以上に、ものすごく寒くて 整理券の集合場所で待っているだけでも辛かったです(>_<)。

防寒対策も、しっかりしてきたんですが…。

ショーは、去年見た素顔公演(秋公演)以上に、役者の皆さんのアクションが多く、見入ってしまいました。

一番最初の、素顔の戦士6人の登場場面で、ヒカル以外の5人が黒いローブをまとって登場したのにはビックリしました。
すごく素敵な登場場面でした。

今回のショーはタイトルにもあるように、市川さん(ヒカル)がメイン。

メーミィの物忘れの術によって、記憶と変身能力を失ってしまった魁たちを助けるために、ヒカルが奮闘するという内容でした。
ヒカルは天空聖者なので、変身能力はなくしても、記憶はなくらなかったというような設定でした。

記憶をなくした魁たちがヒカルを「おじさん」呼ばわりする場面は、思わず笑ってしまいました(市川さん、ごめんなさい…)。
笑う場面ではないのはわかっていますが…。
「おじさん」と呼ばれて、茫然とした表情の市川さんも印象的でした。

芳香に「携帯番号を教えて」といわれ、「僕は結婚している」と言い放つヒカル。
麗に「奥さんいるんですか?」と聞かれて、「君がその奥さんだ!!」というヒカル。
1/29の本編オンエアがしっかり伏線になっているなあと思いました。

5人を救うために、ダゴンたちと必死に戦うヒカルとスモーキーですが、メーミィがスモーキーを操り、ヒカルはスモーキーと戦う羽目になってしまいます。

「スモーキー、やめるんだ!!」と、スモーキーを元に戻すため、ヒカルが必死になる場面は、見ていて涙が出そうになりました。

ヒカルの懸命な姿を見た魁たちは、記憶をなくしても尚、力を合わせて戦います。

その戦いのさなかで、記憶と魔法力を徐々に取り戻していく魁たち。

この場面は、ウルザードファイヤー(お父さん)とマジマザー(お母さん)が登場。客席の呼びかけで、魁たちが記憶と魔法力を取り戻すという設定でした。

ここで、マジマザースーツアクターさんがフライング&大車輪という、第1弾公演の時のマジレッド以来の大技でした。

スカイシアターに入ったときに、フライング用のワイヤーがあったので、少し気になってはいたんですよ。

第1弾でマジレッドが、第4弾ではマジシャインがフライングをしました。
今回は一体誰だろう?と思っていました。
ウルザード(お父さん)かなあと考えていましたが、マジマザーでした。

ショーの中盤、操られたスモーキーに倒されそうになったヒカルを助けようと、麗が2人の間に飛び込むんですが、「ヒカル!!」と叫んで、飛び込んでいったのにはかなりビックリしました。

いきなり呼び捨て!?と思いましたが、結婚したんだから、呼び捨てでもおかしくはないよね…と考えました。
それにしても、今まで「ヒカル先生」と言っていた麗がヒカルのことを呼び捨てなんて。
テレビ本編でも、こんなふうに呼ぶときがくるのかなあと思いました。

麗がスモーキーの攻撃をまともに受けますが、彼女はスモーキーを抱きしめます。

麗のおかげで、スモーキーは正気を取り戻しますが、攻撃を受けた麗は倒れてしまい、ヒカルに抱き起こされます。

「麗」と心配そうに言葉をかけるヒカルが印象的でした。

こうして、記憶と魔法力を取り戻した魁たちは、お父さん、お母さんとともに、ダゴンたちに立ち向かいます。

「みんな、行くぞ!!」(セリフうろ覚え)と、叫ぶヒカル。

「天空変身! ゴール・ゴル・ゴルディーロ!!」
「魔法変身! マージ・マジ・マジーロ!!」

スーツアクターさんと交代します。

それぞれに名乗り。
名乗りの順番が若干怪しいですが、確かこの順番だったと思います。

「輝く太陽のエレメント! 天空勇者・マジシャイン!!」
「じゃれる、おしゃべり魔法猫・スモーキー!!」
たける烈火のエレメント! 天空勇者・ウルザードファイヤー!!」
「煌く氷のエレメント! 白の魔法使い・マジマザー!!」
「唸る大地のエレメント! 緑の魔法使い・マジグリーン!!」
「吹きゆく風のエレメント! 桃色の魔法使い・マジピンク!!」
「たゆたう水のエレメント! 青の魔法使い・マジブルー!!」
「走る雷のエレメント! 黄色の魔法使い・マジイエロー!!」
「燃える炎のエレメント! 赤の魔法使い・マジレッド!!」
「勇気の絆が未来を開く!!」
魔法戦隊マジレンジャー!!」

前作、そして去年の素顔公演のときは吹き替えの声だった(前作では岡本美登さんが声を担当)、マジシャインの名乗り。
今回は、市川さんご本人の声でした。
役者さん6人全員の声で、名乗り台詞を聞くことができて嬉しかったです。

また、戦闘場面では、マジシャインVSブランケンの2度目の対決を見ることができました。
前作で見納めだと思ったんですが、また見ることができて嬉しかったです。

戦闘時のヒカルの声は、前作同様 岡本美登(よしのり)さんが担当されていました。

私の中でのヒカルの声は、去年の夏に行われた第3弾のショーのときに声を担当されていた、声のトーンが若干低い方が 市川さんが演じるヒカルのイメージに、ものすごく合っていてよかったんですが、前作の美登さんの声の演技も、とても素晴らしい演技でした。

ですから、今回の最終公演のヒカルの声を、第3弾のときに声を担当された方か、前作で声を担当された岡本美登さんの どちらかの声で聞きたいと思っていました。
このお2人以外のヒカルの声は、絶対にいやでした。

「マジランプバスター」の第1声を聞いたとき、声が美登さんだったので、本当に嬉しかったです。 ホッとしました。

また、美登さんはお父さんの声も担当されていますので(むしろ、こっちの声がメインです)、師匠と弟子の2役の声の演技は大変だろうなあと思います。

さらには、魁の声(こちらも戦闘場面のときです)が、第1弾から、去年の第4弾・素顔公演までずっと声を担当された方に戻っていて、涙が出るくらいに ものすごく嬉しかったです。
やはり魁(の声)はこの方以外にはやってほしくないですね。 前作では声の担当の方が変わっていましたが。
すっかりイメージが定着しているので。

今回のショーに、スモーキーも登場していますので、スモーキーと魁の2役の声の担当になります。
前作のショーもこうしてほしかったです。
そうすれば、あんなに違和感感じることなかったのに……。

メーミィたちを撃退し、残るはダゴンのみ。

ダゴンの強力な攻撃の前に、手も足も出ない魁たちですが、お父さんに励まされて、再び立ち上がります。

8人全員の力を合わせた「マージ・マジ・マジェンド」(2回目のときはよく聞き取れませんでしたが、3、4回目で聞き取れました)で、ダゴンを倒し、大円団でした。

ラスト場面は、去年の素顔公演同様、エンディング曲「呪文降臨〜マジカル・フォース」のダンスで締めくくられました。

市川さんご本人のブログに「劇場版以来の華麗な〇〇〇が見られるかも!?」との記載があって、まさか… ダンス!?と思いましたが、そのまさかでした。

去年の素顔公演のときは、マジシャインスーツアクターさんが役者さんと一緒に踊っていて、できることなら 今回のショーで、役者さん6人全員のダンスを見てみたいなあと思っていました。

でも、ストーリーの展開もあるだろうし、ダンスが入るかどうかが心配だったんですが、見ることができて嬉しかったです。

ダンスの前、スモーキーにステージ中央上段に連れて行かれた市川さん。

実はこの場所、去年 マジシャインスーツアクターさんがダンスをしたのとほぼ同じ場所で、去年の素顔公演とダブりました。

ダンスに関しては、2回目のときは、市川さんが少し緊張されていたようで 動きが硬い感じがしましたが(まだ初日なので、無理もないかと…)、3、4回目は割と動きもよくなっているように思いました。

去年の素顔公演にご出演されていなかったので、今回がはじめてのダンスということになりますが、とても上手に踊れていました。

後、最後の4回目のときに、市川さんのズボンの腰のあたりについているチェーン(鎖のようなもの)がはずれてしまっていました。
多分、アクション途中か何かに切れたのではないかと…。
心配しながら見ていましたが、それを気にせずに演技をされていた市川さんが素晴らしかったです。


役者さんのアクションも多く、見どころ満載で本当に面白かったんですが、つっこみたいところも多々ありました。

まず、お父さん(ウルザードファイヤー)。
第1弾から前作までずっと敵のままだったのに、いきなりウルザードファイヤー登場。
登場場面で、一瞬、目が点になりました。

このショーではウルザード=お父さんという、ウルザードの正体に関するエピソードがばっさり削られています。

ショーをやる時間やストーリー展開の都合上、仕方ないんでしょうが まさか削られるとは思っていなかったので、残念でした。
せめて、前作のショーでウルザードの正体に関する部分を、ほんの少しでもいいから描いてほしかったです。

後、お母さん(マジマザー)も同じですね。
何の脈絡もなく、復活していたので ビックリしました。

第1弾のショーのときに、ウルザード(=お父さん)に倒される場面があったので、何らかの伏線として残るんだろうなあと思っていたんですが、それが全くなしでした。

テレビ本編では、お母さんを倒したと見せかけて、「魂の花園」(でしたよね…?)に転送していたという設定でしたが、このショーだとその部分さえ描かれていませんね。 もちろん、お母さんとの再会場面とかもないですし。

とりあえず、本編の録画ビデオ(または、録画DVD)で お父さん、お母さんの一連のエピソードを見てから このショーを見たほうがいいように思いました。
そのほうがお話自体もつながりますし、きっと楽に見ることができるのではないかと思います。

役者の皆さん、スーツアクターの皆さん、寒い中 本当にお疲れ様でした。


ひいなさん、ご一緒できて とても嬉しかったです。
またご一緒できるときがありましたら、よろしくお願いします。m(__)m


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