〔event〕よみうりランド・デカレンジャーショー


ショー開催日:2005年4月29日

観覧日:2005年4月29日・11:00(1回目)&14:00(2回目・最終公演)の部

公演回数:2回(11:00、14:00)

場所:よみうりランド・オープンシアターEAST


<2005年4月29日・1回目 >

<主な出演キャラクター及び特別出演者>
デカレッド
デカブルー
デカグリーン
デカイエロー
デカピンク
デカブレイク
デカマスター

姶良鉄幹(テツ)/デカブレイク 吉田友一

エージェント・アブレラ


Kさんと一緒に、よみうりランドデカレンジャーショーへ行ってきました。
テツ役の吉田くんが出演される特別公演で、とても楽しみにしていました。

当初、このショーの会場は、太陽の広場となっていました。
よみうりランドには太陽の広場のほかに、もうひとつ オープンシアターEASTという会場があります。
このステージのほうは、よみうりランドの中へ入ってから少し歩きますが、お客さんもたくさん収容できる、大きな会場になっています。

最初に私が思ったのは、役者さんがゲストで出るのに、太陽の広場でのショー開催で大丈夫なのかな……?と思いました。
太陽の広場のほうは、たくさんのお客さんが来た場合、人数制限でもしないと、入りきらないのではないかと考えていました。
むしろ、オープンシアターEASTでの開催にしたほうがいいのではないかと思っていました。

いつ頃、ショーをやる場所が変更になったかはわかりません。
今日、よみうりランドへ行ったら、ショーの開催場所が太陽の広場からオープンシアターEASTに変更になっていました。
こっちのほうが、お客さんがたくさん来ても対応できるので、内心 ホッとしました。

場所が変更になったこともあり、1回目のショーは途中からの観覧となりました。
オープンシアターEASTの中へ入って、ものすごいお客さんの多さに、ビックリしました。
やっぱり役者さんが来ると、こんなにも違うんですね。
いつもの倍はいました。

復活した(クローンという設定だったような…)エージェント・アブレラとアーナロイド、ベイルドン(だと思います)が、ホージー、センちゃん、ジャスミンウメコを襲い、4人はとらわれてしまいます。
ボスが助けに入るも、4人を人質にとられているので、手出しできず。

そこへ、ファイヤー・スクワッドから戻ってきたバンが加勢します。
5人でアブレラたちに立ち向かいますが、新たな力を得てパワーアップしたらしい彼らにかないません。

「俺たちの力を合わせても、勝てないのか……」と、諦めかけるバンたち。
そこへ、「ナンセンス! 途中で諦めるなんて、先輩らしくないですよ!!」とテツ(吉田くん)の声が。
客席通路をとおって、登場した吉田くんに、客席から歓声が上がっていました。
座っている場所が遠かったので、わかりにくかったんですが、吉田くんの髪がだいぶ短くなっていたようでした。髪を切ったんだなあと思いました。

アーナロイドたちとの殺陣の後、ステージ上へ。
吉田くんの蹴りのアクションが、カッコよかったです。

バンたちに「今までの戦いだって、最後まで諦めずにやってきたじゃないですか。正義は必ず勝つんでしょ。今回も最後まで諦めずに戦ってください」(セリフうろ覚え)と励ましの言葉をかけるテツ。

そのテツの言葉に、バンたちは再び戦う決意をします。

吉田くんが階段の一番上に移動し、「エマージェンシー! デカブレイク!!」といって、ステージ上からはけます。
「フェイスオン!!」という声も、吉田くんご本人が声をあてていました。
デカブレイクスーツアクターさんが登場し、ステージ上に7人全員がそろいます。

「1つ! 非道な悪事を憎み」
「2つ! 不思議な事件を追って」
「3つ! 未来の科学で捜査」
「4つ! よからぬ宇宙の悪を」
「5つ! いっきにスピード退治」
「無法な悪を迎え撃ち、恐怖の闇をぶち破る! 夜明けの刑事・デカブレイク!!」
百鬼夜行をぶった斬る! 地獄の番犬・デカマスター!!」
「S.P.D. デカレッド!!」
デカブルー!!」
「デカグリーン!!」
「デカイエロー!!」
「デカピンク!!」
特捜戦隊デカレンジャー!!」

この場面の名乗り及び戦闘場面の声は、吹き替えの方が担当されていました。
名乗り部分にかなりの違和感を感じました。
せめて、デカブレイクの名乗りは、吉田くんの声で聞きたかったです。

オープニング曲「特捜戦隊デカレンジャー」をバックに、アブレラたちとの最終決戦。
最後はデリート許可の判決となったアブレラたちを、7人それぞれの剣技で倒して、大円団でした。

ラスト場面に、再度吉田くんが登場。
「再び平和が戻って、よかったですね」というような会話をバンたちとしていました。
ショーの締めは、テツの「これにて1件コンプリート!!」、そしてバンの「メガロポリスは日本晴れ!!」というセリフで締めくくられました。

吉田くんの出番は、思ったよりも少なく、残念でした。


ショー終了後に、トークショーが行われました。
吉田くんは「義経と弁慶」のDVDが出たことや、携帯サイトがオープンしたことなどを話してくれました。
印象に残ったのが「子供の頃によみうりランドにヒーローショーを見に来て、写真とかを撮った記憶があります。まさかこの場所に自分が立つことになるとは思いませんでした」というトークでした。

この後は、ポラロイド撮影とフラッグ&バッジの販売会でした。
販売会のほうは、フラッグとバッジがセットになったもので、1000円でした。
このグッズ購入者に限り、握手会に参加できる権利がありました。

どうせ、キャラクターとの握手だろうから買わなくてもいいや、と思い、私はKさんと一緒にポラロイド撮影の列へ並んでいたのですが、司会のお姉さんの思いがけないアナウンスが。
「皆さんにうれしいお知らせがあります。当初はこの販売会はキャラクターのみとの握手会でしたが、吉田さんのご厚意により、吉田さんも参加してくださることになりました」

ええ―っ!?
次の2回目まで待ってもよかったんですが、グッズが売り切れてしまったら握手の参加権利はなくなってしまうので、ポラロイド撮影の1回目をパスし、販売会の列のほうへ並びなおしました。
Kさんに話をしたところ、「私は写真撮りたいから、絵梨奈ちゃん(仮名)は握手してきたらいいよ。次の2回目でも写真は撮れるだろうし」といってくれました。

私だけ、ポラロイド撮影の列を抜けて、販売会の列へ。
かなり長蛇の列でしたが、無事にグッズを購入できました。
帰りの電車賃と昼食代以外の小遣いはふきとびましたが、握手の参加権を取ることができてうれしかったです。

握手の順番は、テツ(吉田くん)、デカレッド、デカブルー、デカグリーン、デカイエロー、デカピンク、デカマスターでした。
このときの撮影は、一切禁止でした。

スカイシアターでも東武動物公園でも、結構 流れ作業的な握手を経験しているので(立ち止まっている暇はありません)、今回もそうだろうなあと思っていたら、かなりゆっくりペースで進められていきました。
私は吉田くんには一言しか言葉をかけていませんが、中には立ち止まって話をしている人もいました。

そういう人がいても、よみうりランドのスタッフの方は一切止めてはいませんでした。
また、背中を押してせかすようなこともしませんでした。
本当にお客さんへのサービスがよかったです。

今日はじめて、きちんと役者さんの顔を見て 話ができたように思いました。

吉田くんとデカマスタースーツアクターさんの握手が力強く、とても印象に残っています。
吉田くんは両手でぎゅっと握ってくれて、雨でショーが中止になったときの、スカイシアター・素顔公演の握手会を思い出しました。

このときに「頑張ってください」と言葉をかけたら、「ありがとうございます」と私の顔を見て言ってくれて、とてもうれしかったです。
吉田くんの髪は、スカイシアターで見たときよりも、かなり短くなっていました。

今日の握手は、とてもよい思い出になりました。

後日、吉田くんご本人のブログにて、「当初は握手会を予定していなかったんですが、皆さんの熱い声援を受け、急遽 握手会を催すことになりました」との書き込みがありました。

最初は握手会の予定がなかったんですね。
それなのに、急遽 開催。
本当にありがとうございます。

この握手会終了後、ポラロイド撮影となりました。
ポラロイド撮影も、かなりの列で 撮影が終了したのがお昼を過ぎた頃でした。

時間が押したこともあり、いつもポラロイド撮影の後に行われる、キャラとの無料握手会(写真撮影可)は、ありませんでした。

荷物等で、2回目の座席を確保した後、昼食を食べにいきました。


<2回目・14:00の部>

昼食を済ませた後、Kさんの知り合いの男性の方を交えて、3人でいろいろ話をしました。
このときに、その男性の方から、5月4日、5日に西武園ゆうえんちデカレンジャーショーが行われるという情報をもらいました。
4日に吉田くんが、5日に菊地さんがゲスト出演されるそうです。

それで、さがみ湖ピクニックランドのデカレンジャーショーのほうが、2日間とも同じ役者さんがご出演ではないんだと納得しました。 役者さんのスケジュールの都合もあるでしょうし。
さがみ湖ピクニックランドのほうは、5月3日に木下さんと吉田くんが、4日に伊藤くんと菊地さんが出演という日程になっています。

4日には、Kさんと新高輪プリンスホテルのヒーローのイベントへ行くことになっていました。
西武園ゆうえんちでもショーがあるのか…… どうしよう……と悩んでいたところ、Kさんが「私は新高輪プリンスホテルのイベントへ行くから、絵梨奈ちゃんは西武園へ行ってきたら? 役者さんが見れるのは、これが最後かもしれないよ」と、助け舟を出してくれました。
本当にありがとう、という気持ちでした。

西武園ゆうえんちは一度も行ったことがないので、ショーをやる場所等を聞いたところ、「トリプル観覧車の跡地がショーをやる会場になってるから」とのこと。
トリプル観覧車自体もわかっていないので、当日はかなり迷うかもしれませんが、さがみ湖ピクニックランドよりは西武園ゆうえんちのほうが近いので、行って見て来ようかなあと思っています。

でも今一番悩んでいるのは、5月3日のことです。
このよみうりランドデカレンジャーVSアバレンジャーのショーを見ようか、遠いけどさがみ湖ピクニックランドまで行ってこようか、本当に悩んでいます。
交通費等の問題もあるので、自分にあうほうにしようと思います。


14:00になって、2回目のショーが始まりました。
冒頭部分で、状況を説明するナレーションが入りました。
ショー内容は、バンがファイヤー・スクワッドへ異動した後のお話ということで、本編最終回後のサイドストーリーでした。
テツが地球署にいる設定になってるんだ(本編と同じですね)、と思いながら見ていたら、テツは今、ヌマ・O長官の指令で、特キョウ指定の捜査についているというナレーションの説明台詞が入ってビックリ。

テツが特キョウの捜査で抜けているっていうことは、地球署のメンバーって4人(とボス、スワンさん)だけ?と思いつつ、ショーを見ていたら、本当に4人だけでした。

アリエナイザーが現れたという通報を受けて、駆けつけるホージー、センちゃん、ジャスミンウメコの4人。
4人は、エージェント・アブレラたちの姿を見て驚きます。
「あの時倒したはずなのに!!」というウメコに対し、「あれは替え玉だ」というアブレラ
さらに彼は新たな力でパワーアップしており、4人はなす術がなく、とらわれの身となってしまいます。
アブレラはボスに対して、脅迫めいたセリフを残して立ち去ります。

一方、ボスは4人を助けるために、アブレラのもとへ赴きます。
ここで、スワンさんとの通信のやり取りがありました。
「あいつに、連絡は取れたのか?」とたずねるボス。
「連絡がないのよ。無事にそっちへ向かっているといいんだけど……」というスワンさん。
「そうか」といって、通信終了。

続いての場面は、とらわれている4人の場面。
そこへボスがデカマスターに変身して、駆けつけます。
「俺のかわいい部下に手を出すな!!」というセリフがカッコよかったです。
ボスはアブレラたちと戦おうとしますが、ホージーたちを人質にとられているため、思うように行きません。

苦戦する彼らのもとへ、ファイヤー・スクワッドの任務についていたバンが加勢。
ファイヤー・スクワッドから一時帰還という設定なのかなあと思いながら見ていました。
捕らえられているホージーを見て、「情けないぞ、相棒!」というバン。それに対し、「相棒って言うな!!」というホージー
テレビ本編と同じ設定でした。

5人の力を合わせて、アブレラたちと戦います。
しかし、アブレラは以前のときとは比べ物にならない強さで、バンたちを追い詰めていきます。

この場面で、テツ役の吉田くんが登場します。
1回目のときにあった、「ナンセンス! 途中で諦めるなんて、先輩らしくないですよ!!」というセリフがなくなっていました。
このセリフを言わずに、吉田くんが客席通路から登場。
この回で、変更されたのかなあと思いました。

そのまま、アブレラやアーナロイドたちとのアクションへ突入しました。
スカイシアターで見たときも、カッコいいアクションをみせてくれた吉田くんですが、今日のアクションは、スカイシアターで見たときよりも、キレがありました。
エージェント・アブレラとの殺陣もカッコよくきめて、ステージ上へ。

「ボス、スワンさんに頼まれていたものです」と何かの装置(舞台が遠かったので、確認できず)をボスに手渡すテツ。
1回目の時にはなかったので、追加された場面のようです。
「テツ、ご苦労だった」といって、ボスはテツから装置を受け取ります。
テツは諦めかけているバンたちに「最後まで諦めずに戦ってください」と、励ましの言葉をかけます。
ボスはテツから受け取った装置をアブレラたちに向けます。
その装置で、アブレラたちの力を半減させて、反撃に出ます。

「エマージェンシー! デカブレイク!!」といって、デカブレイクスーツアクターさんと入れ替わります。

それぞれの名乗りのあと、アブレラたちとの戦闘場面。
アブレラたちをジャッジメントする場面で、バンが「エージェント・アブレラ! 銀河消滅及び惑星間戦争における大量虐殺の罪で、ジャッジメント」と言っていました。
大量虐殺ではなくて、大量殺人なんじゃあ…と思いました。
テレビ本編の最終回で、大量殺人と言っていたような気がするので、家へ帰ってからビデオを見返そうと思いました。

判決はデリート許可で、7人それぞれの技で、アブレラたちを倒して、大円団でした。

最後にテツも含めて、みんなで会話する場面では、テレビ本編最終回で流れたBGMと同じBGM(ボスやスワンさんと再会する場面で流れたもの)が流れて、本編とダブって涙が出そうになりました。


ショー後に行われたトークショーで、吉田くんが「皆さん、暑い中 本当にありがとうございます。 1回目のときに言い忘れてしまったんですが、今日のよみうりランドでのショーの出演が僕1人だけなので、お客さんがどれだけ入っているのか心配していました。でも、こんなにたくさんのお客さんに来ていただいてうれしいです」というようなことを話していました。
ショーに出る前から、不安を抱いていたんだろうなあと思いました。

この後のポラロイド撮影会(有料:700円)は、デカレッド、デカブルー、デカグリーン、デカイエロー、デカピンク、デカブレイクデカマスターの7人全員と撮影ができました。

スカイシアターではレッド1人だけとしか撮影ができないので、デカレンジャーのキャラ全員と撮った写真は、とても貴重な1枚になっています。
700円を払って、参加してよかったと思いました。


吉田くん、そしてスーツアクターの皆さん、暑い中 本当にご苦労様でした。