スカイシアター・マジレンジャーショー2005年9月23日観覧感想


魔法戦隊マジレンジャーショー「夢の競演! 最強ユニット結成!!」
公演回数:2回(12:00、15:00)
観覧日:2005年9月23日・15:00の部

<主な出演キャラクター>
マジレッド
マジイエロー
マジブルー
マジピンク
マジグリーン
マジシャイン

ウルザード仮面ライダー響鬼(声:岡本美登)
仮面ライダー威吹鬼

バンキュリア
マンティコア

ほか

<ショー中で使用される主な曲>
「輝」
「少年よ」
魔法戦隊マジレンジャー
「シャイニング マジック マジシャイン


このショーの千秋楽は25日の日曜日。
しかし、明日と明後日は、台風の影響で天気が悪いようです…(T_T)
スカイシアターは屋外で、雨の降りが強いと、ショー自体が中止になってしまいます。
しかも、台風だと完璧にショーが見られなくなる可能性が大きかったので、今日のショーを千秋楽と思って 見てきました。

本当は千秋楽(25日)の最後のショーを見たかったんですが、天気がどうなるかもわからないので。
今日が祝日で、本当によかったです。
もしも平日だったら もう明日と明後日しか残っていないわけですから。

13:30過ぎにアトラクションズへ着きました。
整理券はFブロックでした。
素顔公演ではなく、通常のスーツアクター公演なのに、ものすごく混んでいるんだなあと思いました。
今日から3連休ということもあるんでしょう。

集合時間より少し早めにFブロックの集合場所へ行って、待っていました。
今日も、整理券はHブロックまで出たようです。 Hブロックの整理券を持っている方を見かけました。

14:45頃に、スカイシアター内へ入場。
入場したと同時に、マジシャインのテーマ「シャイニング マジック マジシャイン」がスカイシアター内で流れていました。
この歌は、ショー中にも使用されます。
ショー前とショー中と、2回聞く事が出来て、嬉しいです。

15:00になって、ショーが始まりました。

ウルザード異世界から召喚した夜叉巫女が会場を襲撃。
そこへ、「やめろ!!」と魁の声。
マジレンジャー5人が登場します。
「おまえらの好きにはさせない!! 兄ちゃん、姉ちゃん、行くぜ!!」と、魁が叫んで戦闘へ。
ゾビル、ハイゾビルたちと戦います。
スーツアクターの皆さんのアクションは迫力があり、カッコよかったです。

この戦闘の最中に夜叉巫女が登場。
5人の魔法攻撃を、ことごとくはねかえします。
技がきかない彼女に苦戦する魁たち。
「我は魔化魍の巫女。地底冥府の獣どもとはわけが違うわ!!」と叫ぶ夜叉巫女。

夜叉巫女が5人に攻撃をしようとしたそのとき、「待て!!」と叫んでヒカルが参戦します。
「天空勇者・マジシャイン!! 僕の生徒たちに手を出すな! マジランプバスター!!」

この攻撃で敵を一掃し、「みんな、大丈夫かい?」と、魁たちに優しく声をかけます。
「やっぱり先生は強いや。きっと来てくれるって信じてたよ」と、魁は言います。
しかしヒカルはそんな魁に「それは嬉しいけど、ダメだよ魁。簡単に僕を頼りにしちゃ!」と言います。
「えっ!?」と驚く魁に、「僕だって、いつやられるかわからない。どんなピンチでも諦めず、最後まで自分の全力を出し切って戦うんだ!!」というヒカル。

ところが、夜叉巫女の金縛り攻撃にあい、動きを封じられてしまう6人。
「これは! インフェルシアの力じゃない!! 何が起こっているんだ!? がんばれ、みんな! 魔法力を集中させて振り切るんだ!!」と、自分が動けないにもかかわらず、ヒカルは5人にアドバイスをします。
「ダメだ! うまくいかないよ!!」と叫ぶ魁。

何とかして5人を救いたいヒカルは、自力で夜叉巫女の金縛りの術を破ります。
ところが、魁が夜叉巫女に剣を突きつけられ、危機に陥ります。
人質にとられた魁を救おうと、マジランプバスターでの攻撃を試みるヒカル。

しかし、そこに「動くな! マジシャイン!!」と、バンキュリアが登場します。
さらに彼女は「こいつの命がほしかったら、武器を捨てな!!」とヒカルに迫ります。
「先生! 俺にかまわずやっつけて!!」と、叫ぶ魁。
「魁… そうはいかないよ」
ヒカルはそういってマジランプバスターを奈落へ落とし、魁を守ろうとします。

魁の身を危険にさらすことはせずに、命がけで彼を助けようとするヒカル。
このヒカルの行為が5人を、特に魁を思う気持ちが出ていて、すごくよい場面でした。
本編の24話と重なる部分でもあります。

直後、ヒカルはバンキュリアの猛攻を受けて倒れ、上段へと追い詰められます。
倒れたヒカルを見て、「先生!!」と叫ぶ魁。

「未熟な教え子どもがよほどかわいいと見える!」
そういって、ヒカルを吸血するバンキュリア
「ヒカル先生が血を吸われている!!」と叫ぶ麗。
苦しんだ後、ガックリと倒れるヒカル。
「先生っ!!」と絶叫する5人。
「地獄へ落ちな!!」
バンキュリアの一撃を受け、ヒカルは、5人の目の前で奈落へ落下します。

今日のマジシャインスーツアクターさんも、体の力を抜いて足から落下したので、今までと同じ方が演じているんだと思いながら見ていましたが、奈落落ちの際に 垂直に落ちていったような気がしました。

いつもだと、奈落へ落下していくときにマントがバサッとひろがってしまうんですが、今日はマントに注意して奈落落ちしたのか、マントが体にまきついているように思いました。
なので、奈落落ちという悲しい場面だったにも関わらず、落ち方がすごくきれいだなあと思いながら見ていました。

また、この場面、ヒカルの声を担当されている吹き替えの方が、8/12以来久々に、ものすごく苦しげな声の演技をされていました。
この声の演技に、涙腺を刺激され、少し涙が。
今日のこの公演が最後ということで、よりリアルな声の演技をしてくださったのかなあと考えています。

茫然と立ち尽くす5人に「マジシャインは消滅した!!」と、言い放ち、立ち去るバンキュリア

夜叉巫女がバケガニを呼び寄せ、茫然状態の5人に襲い掛かります。
ヒカルを欠いた魁たちは必死に戦いますが、歯が立ちません。
そこへ「待て!! 魔化魍!!」と叫んで、ヒビキとイブキが加勢します。
2人の音撃により、夜叉巫女たちは、一時撤退します。

「みんな! しっかりするでございますです!!」と、5人を励ますマンドラ坊や
ヒビキとイブキもやってきて、「大丈夫か? 君たち」と、声をかけます。
ヒビキ、イブキは魁たちに自己紹介をして、とても強い不思議な力に導かれて、この世界へ来たと説明します。

「あいつら、ヒカル先生の血で一体何を…?」と考える麗。
天空聖者の血は、強大なパワーを秘めているでございますです。きっとその力で、冥獣帝 ン・マを復活させるつもりでございますです!!」と、マンドラ坊やは説明します。
「大変!!」と叫ぶ芳香
「こうしちゃいられない!! 一刻も早く、冥獣帝の復活をとめるんだ!!」という蒔人。
「俺たちも手伝おう。魔化魍は、俺たちの清めの音じゃなきゃ倒せない」と、ヒビキたちも共闘を約束します。

こうして魁たちは、ン・マの復活を阻止するべく戦いに赴きます。

続いて、インフェルシアの場面。
「さあ、いよいよン・マ様を復活させる儀式をはじめるよ」
天空聖者の血はいただいた!! 後はいけにえの子供たちさえそろえば、ン・マ様の復活がかなう!!」というウルザード

本編で、ウルザードの声を担当されている磯部さん以上に、この場面の岡本さんの声の演技は迫力があって、ものすごく怖かったです。
鳥肌が立ちました。

そこへ、魁たち(ヒカルを除く)とヒビキ、イブキが駆けつけます。
「先生の血を悪に利用するなんて、マジで許せない!!」と叫ぶ魁。

それぞれに名乗り。
響鬼!!」
威吹鬼!!」
「唸る大地のエレメント! 緑の魔法使い・マジグリーン!!」
「吹きゆく風のエレメント! 桃色の魔法使い・マジピンク!!」
「たゆたう水のエレメント! 青の魔法使い・マジブルー!!」
「走る雷のエレメント! 黄色の魔法使い・マジイエロー!!」
「燃える炎のエレメント! 赤の魔法使い・マジレッド!!」
「あふれる勇気を魔法に変える!!」
魔法戦隊マジレンジャー!!」

オープニング「魔法戦隊マジレンジャー」をバックに戦闘。
この戦闘中に巨大化したマンティコアをマジキングで倒す5人。
しかし、ウルザードの魔法を封じる攻撃「闇の呪い」に阻まれます。
ヒビキとイブキも力を封じられてしまい、危機に陥ります。
さらに、夜叉巫女の金縛り攻撃が5人を襲います。

「ヒカル先生!!」
「こんなとき、先生がいてくれれば…!!」
「ヒカル先生!!」
と叫ぶ、麗と芳香。
魁も、「先生!! どうしてきてくれないんだ?」と言います。

マジシャインは消滅した。助けになど来ないわ!」というウルザード
「違う! 先生はきっと来る!! あんなことでやられるもんか!!」と、ヒカルのことを信じて叫ぶ魁。

ウルザードはそんな魁に「だったらなぜ来ない? 来ないはずだ。あとかたもなく消滅したんだからな!!」と言い放ち、高笑いします。
「そ…そんな…!! 先生!!」と辛そうに叫ぶ魁。
ヒカルの死という現実を突きつけられて、さらに落ち込む5人。

「少年よ、現実ってのは残酷なもんさ。特に俺たち、戦いを生きるものにとってはな」
「ヒビキさん…」
「だけど、苦しいときや辛いときは、大事な人の言葉を思い出すんだ。そうすれば、勇気が湧いてくる。わかるか? 少年」と、魁を励ますヒビキ。
そのヒビキの言葉に、ヒカルの言葉を思い出す魁。

「大事な人…。そうだ! 先生は言ってた。『どんなピンチでも諦めず、最後まで全力で戦え』って。 兄ちゃん、姉ちゃん、先生は来ない。もういないんだ…。でも、諦めちゃダメなんだ!! 俺たちはどんなことがあっても、最後まで全力で戦わなくちゃいけない!! この世界を守れるのは、俺たちだけなんだ!!」と、魁は叫びます。

ヒカルの言葉を思い出して、5人は立ち上がり ウルザードに反撃をします。
この攻撃によって、「闇の呪い」を断ち切ります。
同時に、ヒビキとイブキにも力が戻ります。

力を取り戻したヒビキとイブキは、清めの音で 夜叉巫女とバケガニを倒します。
しかし、ウルザードの復活呪文により、夜叉巫女とバケガニの力を得てパワーアップしたバンキュリアが登場します。
「せっかく倒したのに!!」と、悔しがる魁。

そのとき、最後まで諦めずに戦った魁たちの勇気に魔法が応えます。
「これは…!! 新しい魔法だ!!」と叫ぶ魁。
5人がマジスティックを回転させます。

この魔法によって、ヒカルが復活します。
演出は今までと同じで、中央上段の黒いカーテンが取り払われた後、金色の光(金吹雪)と共に、マジシャインスーツアクターさんが再登場していました。
本当に、この復活場面はきれいです。

マジシャインのテーマ「シャイニング マジック マジシャイン」をバックに、最後の戦闘。
「輝く太陽のエレメント! 天空勇者・マジシャイン!!」
「ヒカル先生!!」と、嬉しそうに叫ぶ5人。
マジシャイン!! 確かに消滅したはずなのに!!」と、驚くバンキュリア

それに対して、ヒカルは「あいにくだね。確かに僕は消滅した。だけど僕は魁たちを信じてかけたんだ! どんなピンチでも諦めず、最後まで自分の力を出し切って戦う勇気にね! その勇気に魔法が応え、奇跡が起こったのさ!!」と言います。

ヒカルは、マジランプバスターの連続攻撃でバンキュリアをひるませます。
しかしそこに、ウルザードの攻撃が。
その攻撃を何とかかわすヒカルですが、魁たちはこれをまともに受けて吹き飛ばされます。
「みんな!!」と叫ぶヒカル。

倒れた5人を見たヒカルの怒りが爆発します。
「くらえ!! はあっ!!」と叫んで、マジランプバスターの強力な一撃をウルザードに浴びせます。
この一撃を受け、ウルザードは撤退します。

残りは、バンキュリアのみ。
ヒカルは「みんな! こいつを倒すには、清めの音と魔法力を共鳴させるんだ!!」と、アドバイスをします。
この言葉に8人全員が力を合わせます。
8人の技「ミラクル・シャイニング・ボンバー」によって、バンキュリアを一掃。 大円団となりました。

このラスト場面でバックに流れているBGMが、勝利の場面にとてもふさわしい 素敵なBGMでした。
ショーだけのオリジナルのBGMのようです。

「やったー! 先生、勝ったよ!!」と喜ぶ魁。
「よくがんばったね。君たちの勇気の勝利だ!」と、褒めるヒカル。

そして、ヒビキとイブキを呼んだのは一体誰かという会話へ。
ヒカルは他のみんなに気づかれないように後ろを向きます。
「もしかして…、ヒカル先生が!?」という芳香。
「あれ?バレちゃったか。実は敵にやられる直前に、ヒビキさんたちの世界に召喚魔法をとばしたんだ。魔化魍を倒すには鬼の力が必要だって、伝説で知ってたからね」と、説明するヒカル。

すごいと絶賛する魁に、「君たちも一生懸命勉強すれば、僕よりもっとすごい魔法使いになれるさ」と、ヒカルは言って、指でぐいっと魁の額のあたりをおします。
ほのぼのしていて、いいなあと思いました。
今まで見てきたときも、毎回 やっていました。

最後は会場のお客さん(子供さん含む)へのメッセージで締めくくられました。
この部分でのヒカルの「勇気があれば、何でも出来る!」というセリフが印象に残っています。

このラスト場面で、マジシャインスーツアクターさんが右手を腰に当てて立っていること(右手のみ腰に当てていて、左手はそのままでした)が何度かあって、テレビ本編でこんな動作(しぐさ)をしているヒカルの場面、あったかな…?と記憶を手繰り寄せました。

岡元さん、やっていましたっけ…?
それかあるいは、市川さんがどこかでやっていらしたか…

ちょっとすぐには思い浮かばなかったので、家へ帰ってから、19話以降のビデオを見返さなければと思いました。

ショー終了後、司会のヒロちゃんのアナウンスで、再び8人のスーツアクターさんが登場。
名乗り後、客席に手を振って、退場されました。
そして締めは、もちろんヒカルの「今日の授業はこれまで」でした。


明日と明後日のショーは、天気の状況で本当にどうなってしまうのかわかりません。
台風の影響を受けるので、やはりショーをやるのは難しいでしょうね。
25日はショー最終日だからこそ、見たかったのに…

でも、今日ショーを見ることが出来たので、明日と明後日のショーが中止になってしまったとしても悔いはありません。


帰宅後、マジレンジャー・本編のビデオを見返したところ、ヒカルが右手を腰に当てて立っている映像を発見!!
第20話でした。
20話・ヒカルのセリフの「裏切り者のライジェルとの一騎うちで〜」の箇所で、市川さんが右手を腰に当てて立っていました。

今日のショーで、マジシャインスーツアクターさんがやっていた動作(しぐさ)は、この場面のものだったんですね。
わかって すっきりしました。
本編と同じしぐさを、スーツアクターさんがやってくださったのは嬉しかったです。


9月25日(千秋楽)のショーの感想に続きます。