スカイシアター・マジレンジャーショー2005年9月25日千秋楽
魔法戦隊マジレンジャーショー「夢の競演! 最強ユニット結成!!」
公演回数:2回(12:00、15:00)
観覧日:2005年9月25日・15:00の部
<主な出演キャラクター>
マジレッド
マジイエロー
マジブルー
マジピンク
マジグリーン
マジシャイン
ウルザード/仮面ライダー響鬼(声:岡本美登)
仮面ライダー威吹鬼
ほか
<ショー中で使用される主な曲>
「輝」
「少年よ」
「魔法戦隊マジレンジャー」
「シャイニング マジック マジシャイン」
昼食後、東京ドームシティアトラクションズへ向かいました。
整理券はBブロックでした。
天気が悪いということで、見に来るお客さんが少ないんだなあと実感しました。
まあ、台風の影響なので仕方ないですが。
チケット窓口でスカイシアターの入場券を買ったところ、「雨で中止になった場合は払い戻しを致しますので、整理券と入場券とこちらのレシート(入場券購入時に渡されるレシート)を提示してください」とのことでした。
今日は払い戻しができるということがわかって、嬉しかったです。
でも普通は、開演前にショーが中止(ショー開演後に途中で中止の場合は、払い戻し不可)なら払い戻しするべきでしょう。
9/11のときは、スカイシアター入場前に雨で中止になったのに、入場券が払い戻しできないといわれて、腹が立ちました。
この入場券で、17日のショーを見ましたが。
14:30の集合時間の後、割とすぐにスカイシアター内へ入場できました。
Bブロックの整理券だったので、舞台中央のファミリー席に座ることが出来ました。
来月15日から始まる素顔公演からは座れなくなるので、この席で見られるのも今日で最後です。
10月〜12月は、素顔公演以外の日に来れば、座れるかもしれませんが、来年の2月〜3月公演は、完全に座れません。
全公演、素顔の戦士出演になるので。
15:00になり、ショーが始まりました。
台風による強風のため、一部 演出変更がありました。
ショー最終日でしたが、ストーリーがシリアスなため、アドリブ等は一切なしでした。
夜叉巫女が会場を襲撃し、5人が駆けつけて戦うも、魔法がきかない彼女に大苦戦。
その5人に、夜叉巫女の攻撃が迫り、危うし…と思ったところへ「待て!!」とヒカル(マジシャイン)が登場。
このときに、強い風の影響で変な方向へいってしまいそうなマントにスーツアクターさんが注意をはらったようで、通常は右手を前に持ってきてポーズを取る「天空勇者・マジシャイン!!」の部分で マントのすそのあたりを持ったまま、左手を前に持ってきていました。
「僕の生徒たちに手を出すな! マジランプバスター!!」
この攻撃で敵を一掃した後に、「みんな、大丈夫かい?」と、優しく5人に言葉をかけます。
「やっぱり先生は強いや。きっと来てくれるって信じてたよ」という魁。
しかしヒカルは「それは嬉しいけど、ダメだよ魁。簡単に僕を頼りにしちゃ!」と言います。
「えっ!?」と驚く魁に、「僕だって、いつやられるかわからない。どんなピンチでも諦めずに、最後まで自分の全力を出し切って戦うんだ!!」と、アドバイスをするヒカル。
直後、夜叉巫女の金縛り攻撃にあい、動きを封じられてしまう6人。
ヒカルは5人に「がんばれ、みんな! 魔法力を集中させて振り切るんだ!!」と言います。
「ダメだ! うまくいかないよ!!」と叫ぶ魁。
ヒカルは身動きできない5人を助けようと、自力で夜叉巫女の金縛りの術を破ります。
しかし、魁が夜叉巫女に剣を突きつけられます。
ヒカルは魁を救うため、マジランプバスターで夜叉巫女に攻撃を試みます。
ところがそこに、「動くな! マジシャイン!!」と、バンキュリアが現れます。
「こいつの命がほしかったら、武器を捨てな!!」とヒカルに迫るバンキュリア。
「先生! 俺にかまわずやっつけて!!」と叫ぶ魁。
しかしヒカルは「魁 そうはいかないよ」と、マジランプを奈落へ落とします。
直後ヒカルは、バンキュリアに吸血されて、奈落落ち。
この場面の苦しむ演技が、ものすごい迫真の演技でした。
8/12以来、久々に大泣きしました。
7/24からショーを見てきて、結局最後まで、この場面を泣かずに見ることは出来ませんでした。
今日は千秋楽ということもあって、ヒカルの声の方は、今まで以上に迫真の声の演技をしてくださったんでしょう。
一昨日や8/12にショーを見たときよりもすごかったです。
茫然と立ち尽くす5人に「マジシャインは消滅した!!」と言い放ち、バンキュリアは立ち去ります。
夜叉巫女が呼び寄せたバケガニが魁たちを襲います。
そこへ、「待て!! 魔化魍!!」と、ヒビキとイブキが加勢します。
2人の参戦によって、魁たちは事なきを得ます。
夜叉巫女たちは一時撤退します。
「みんな! しっかりするでございますです!!」と、5人を励ますマンドラ坊や。
ヒビキたちもやってきて、「大丈夫か? 君たち」と声をかけます。
「あなたたちは?」とたずねる蒔人に、2人は自己紹介をし、とても強い不思議な力に導かれて、こっちの世界へ来たと説明します。
「あいつら、ヒカル先生の血で一体何を?」と、考える麗。
「天空聖者の血は、強大なパワーを秘めているでございますです。きっとその力で、冥獣帝ン・マを復活させるつもりでございますです!!」というマンドラ坊や。
そのことを知った魁たちは、ン・マの復活を阻止するべく戦いに赴きます。
ヒビキたちも「俺たちも手伝おう。魔化魍は、俺たちの清めの音じゃなきゃ倒せない」と、共闘を約束します。
続いて、インフェルシアの場面。
バンキュリアとウルザードが登場。
「さあ、いよいよン・マ様を復活させる儀式をはじめるよ」というバンキュリア。
ウルザードも「天空聖者の血はいただいた!! 後はいけにえの子供たちさえそろえば、ン・マ様の復活がかなう!!」と、声高に言います。
いけにえを求めて、会場襲撃。
通常は、この場面でウルザードはステージ中央の階段上で立ち止まりますが、今日は客席まで下りてきました。
最後ということで、下までおりてきたのかなあと考えています。
このあとに、魁たち(ヒカルを除く)とヒビキ、イブキが駆けつけます。
「先生の血を悪に利用するなんて、マジで許せない!!」と叫ぶ魁。
それぞれに名乗り。
「響鬼!!」
「威吹鬼!!」
「唸る大地のエレメント! 緑の魔法使い・マジグリーン!!」
「吹きゆく風のエレメント! 桃色の魔法使い・マジピンク!!」
「たゆたう水のエレメント! 青の魔法使い・マジブルー!!」
「走る雷のエレメント! 黄色の魔法使い・マジイエロー!!」
「燃える炎のエレメント! 赤の魔法使い・マジレッド!!」
「あふれる勇気を魔法にかえる!!」
「魔法戦隊マジレンジャー!!」
この名乗り場面では、いつもとぶ金テープがとびませんでした。
前にも何度かありました。
オープニング曲「魔法戦隊マジレンジャー」をバックに戦闘開始。
7月から結構 ショーを見てきたこともあって、感慨深くなってしまい、オープニング曲が流れたときに少し泣いてしまいました。
まだショーは来年まであるんですけどね。
この戦闘のさなかに、巨大化したマンティコアをマジキングで倒す5人。
しかし、ウルザードの魔法を封じる「闇の呪い」に阻まれてしまいます。
ヒビキとイブキも力を封じられ、窮地に追い込まれます。
さらに、夜叉巫女の金縛り攻撃が5人を襲います。
「あわれだな。魔法使いども!! これで最後だ!!」と叫ぶウルザード。
「これまでなのか…!!」と叫ぶ魁。
「ヒカル先生!!」
「こんなとき、先生がいてくれれば…!!」
「ヒカル先生!!」と叫ぶ、麗と芳香。
魁も、「先生!! どうしてきてくれないんだ?」と言います。
「マジシャインは消滅した。助けになど来ないわ!」と言うウルザード。
「違う!! 先生はきっと来る!! あんなことでやられるもんか!!」と、ヒカルが生きていると信じて 魁は叫びます。
この部分のセリフの言い回しが、今まで見たときよりも力強い言い方をしていました。
ヒカルを信じる魁の想いが伝わってきました。
ウルザードはそんな魁に追い討ちをかけるように「だったら、なぜ来ない? 来ないはずだ。あとかたもなく消滅したんだからな!!」と言い放ち、高笑いします。
「そ…そんな…!! 先生!!」と、辛そうに叫ぶ魁。
他の4人も肩を落とします。
ヒカルはすでに死んでしまっていることを思い知らされて、5人は落ち込みます。
でも、この場面で一番落ち込んでいたのがマジレッドのスーツアクターさんでした。
自分を救うためにヒカルが犠牲になってしまったことで、自分を責めたのではないかと考えています。
ヒビキは悲しみに沈む魁に「苦しいときや辛いときは、大事な人の言葉を思い出すんだ。わかるか? 少年」と励ましの言葉をかけます。
「大事な人… そうだ! 先生は言ってた。『どんなピンチでも諦めず、最後まで全力で戦え』って。兄ちゃん、姉ちゃん、先生は来ない。もういないんだ…。でも、諦めちゃダメなんだ!! 俺たちは最後まで全力で戦わなくちゃいけない!! この世界を守れるのは、俺たちだけなんだ!!」と叫ぶ魁。
ヒカルの言葉――「どんなピンチでも諦めずに、最後まで自分の全力を出し切って戦う」。
この言葉を思い出し、再び立ち上がる魁たち。
「負けるもんか!!」と叫んで、ウルザードに反撃し、「闇の呪い」の呪縛を断ち切ります。
魁たちの反撃により、ヒビキとイブキにも力が戻ります。
力を取り戻した2人は、音撃で夜叉巫女とバケガニを倒します。
この後の場面がマジシャイン(ヒカル)の復活へと続く場面になりますが、ここでも演出の変更がありました。
今公演で、一番の変更箇所です。
通常だと、復活前(ウルザードの呪文でパワーアップしたバンキュリアが登場したとき)に中央上段に黒いカーテンがかけられ、復活する際にそのカーテンが取り払われて、マジシャイン再登場となるんですが、今日はこの黒いカーテンが登場せず。
強風のせいで、やめたんだなあと思いました。
カーテンなしで、この復活場面をいったいどのようにやるんだろう?と思ってみていました。
魁たちの、最後まで諦めずに戦った勇気に魔法が応え、新しい魔法を手に入れます。
「これは…!! 新しい魔法だ!!」と叫ぶ魁。
5人がマジスティックを回転させます。
黒いカーテンがない状態で、中央上段に、いつもと同じようにマジシャイン復活の際の効果音と白煙の演出がされました。
効果音、白煙の演出の直後(ほぼ同時)にマジシャインのスーツアクターさんが走って、中央上段に再登場されました。
このときの動き、しぐさがすごくきれいでした。
今日は黒いカーテンも、キラキラ光って舞う金色の光(金吹雪)の演出もなかったんですが(今回が初めてです)、いつもとかわらない きれいな復活場面でした。
カーテンがなかったぶん、動きで見せてくれたんだなあと思いました。
いつもなら、マジシャインのスーツアクターさんは黒いカーテンの後ろにしゃがむか何かして、待機しているのではないかと思いますが、今日はこのカーテンがないので、ギリギリまで姿を見せることが出来ないわけですよね。
そのために、走って出るしかなかったのではないかと思います。
お疲れ様でした。
このときに私の近くに座っていた方が「1回目と同じだね」と言っていたので、1回目のときにもカーテンなしの、この演出だったんだなあと思いました。
マジシャインのテーマ曲「シャイニング マジック マジシャイン」をバックにラストバトル。
「輝く太陽のエレメント! 天空勇者・マジシャイン!!」
焦る敵に「あいにくだね。確かに僕は消滅した。だけど僕は魁たちを信じてかけたんだ! どんなピンチでも諦めず、最後まで自分の力を出しきって戦う勇気にね! その勇気に魔法が応え、奇跡が起こったのさ!!」というヒカル。
彼はマジランプバスターの連続攻撃で、バンキュリアをひるませます。
ところがそこへ、ウルザードの攻撃が。
この攻撃をヒカルはかわしますが、5人がよけきれず、攻撃を受けて吹き飛ばされます。
「みんな!!」と叫ぶヒカル。
倒れた5人を見た、ヒカルの怒りが爆発します。
「くらえ!! はあっ!!」と、ウルザードにマジランプバスターで再攻撃。
この強力な一撃で、ウルザードは撤退します。
最後はバンキュリアをミラクル・シャイニング・ボンバーで一掃し、大円団でした。
ラストシーンはこれまでと同じでしたが(この場面で使用されたBGMが、今朝のオンエアで 魁たちがレジェンドマジレンジャーへと変身する場面で使用されたものです)、ヒカルが「君たちも一生懸命勉強すれば、僕よりもっとすごい魔法使いになれるさ」といって、指でぐいっと魁の額のあたりを押す場面があります。
今日で最後ということもあったのか、この場面で マジシャイン(のスーツアクターさん)が思い切り マジレッドの額のあたりを指でぐいっと押していました。
いつもよりも勢いがついていたらしく、マジレッドのスーツアクターさんがよろけてしまって、後ろにいるヒビキのアクターさんにぶつかりそうになっていました(笑)。
ショー後に名乗り、ヒカルのセリフ「今日の授業はこれまで」があって、終了。
このヒカルのセリフも今日で聞き納めだなあと思いました。
来週からの公演も、この方がヒカルの声を担当してくれたらいいなあと思います。
来週から始まる新シリーズ「魔法大戦! 奇跡の兄弟パワー発動!!」が楽しみですが、来週からのショーでも、マジシャインが変身後(スーツアクターさん)のままかもしれません(T_T)。
今公演のショーにマジシャインが出ているし、もしかしたら10月15日からの素顔公演に市川さんがご出演されて、初めて10月公演から6人がそろうかも…と予想していましたが、この予想、見事にはずれたようです(泣)。
例外もありかなあと思ったんですが。
今朝のマジレンジャーのオンエア内で流れた、素顔公演告知のCMに登場したのは5人のみだったので、市川さんは、10月〜12月の素顔公演には登場せずに、来年2月からの素顔公演(あるいは、お正月公演のトークショー)にご出演なのではないかと考えています。
まあ、例年どおりの素顔公演ということになりますね。
デカレンジャーショーのときのテツ/デカブレイクもそうでしたし。
テツを演じた吉田くんも10月の公演にはいなくて、お正月公演のトークショーに出演した後、2月からの素顔公演に登場でした。
でも、デカブレイクは、変身後のスーツアクターさんが10月公演で初登場だったので、仕方がないなあと思いましたが、マジシャインは今公演からすでに登場しているので(例年だと、10月公演に初登場となるんですが、1公演早くの登場)、次の素顔公演で、役者さん6人がそろっても 問題ないと思いますが…
でも、5人のみの出演ということなら仕方ないですね。
来年の素顔公演を楽しみに、待ちたいと思います。
唯一例外だったのが、アバレンジャーショーのときのアバレキラー(仲代壬琴)です。
アバレキラーは、今回のマジシャインと同じように7月〜9月の公演中に変身後(スーツアクターさん)が登場。10月の素顔公演の時には、変身前を演じる田中くんも出演していました。
なので、田中くんは 素顔公演2回とも出演されていることになります。
台風の影響で、もしかしたら 今日の本当の意味での千秋楽を見ることが出来ないだろう…と思っていましたが、無事に最後まで見ることが出来て、本当に嬉しかったです。