魔法戦隊マジレンジャー第41話「先生の先生〜ゴール・ゴル・マジュール〜」
放送日:2005年12月11日
<主なキャスト>
小津 魁/マジレッド 橋本 淳(変身後:高岩成二)
小津 翼/マジイエロー 松本寛也(変身後:今井靖彦)
小津 麗/マジブルー 甲斐麻美(変身後:野川瑞穂)
小津芳香/マジピンク 別府あゆみ(変身後:小野友紀)
小津蒔人/マジグリーン 伊藤友樹(変身後:福沢博文)
ヒカル/マジシャイン 市川洋介(変身後:岡元次郎)
素顔公演の感想レポも一段楽したので(レポ:12/10分、12/11分)、昨日 ようやく 録画しておいたマジレンジャーの41話を見ました。
ヒカルメインの話ということで楽しみにしていましたが、「ヒカルの試練編」という印象が強く残りました。
脚本はメインライター(「特撮ニュータイプ1月号」のインタビューで判明)である前川 淳さん。
まあ36話ほど納得できない話ではなかったので、私としては36話よりはましな話だったなあと思いました。
激化する冥府神との戦いをどう乗り切ればいいのか迷いが生じてしまったヒカルに、スノウジェルは「赤の魔法使い(=魁)から学べ」と助言をします。
ヒカルは魁と行動を共にします。
クリスマスになると手伝いに行っている中学時代の友達のところへ、ケーキを作りにいきます。
ところがその最中に、机の留め具が外れ、ケーキがおじゃんになってしまいます。
おまけにイチゴの数も足りなくなるという最悪な状況に…。
何とかして作り直そうという魁に、「ちゃんと考えてから行動しないと」ととめるヒカル。
しかし、魁は「やってみないとわからない」と言います。
一方、地上では神罰執行に選ばれたドレイクが襲撃に。
マジレジェンドとトラベリオンで、迎え撃ちます。
しかし、以前 ドレイクと戦ったことのあるヒカルは、「慎重にいかなければ。前回の二の舞はごめんだ」と言います。
一度、ドレイクと戦ったことがあるヒカルだからこそ、慎重にならざるを得ないということでしょうね。
この部分はすごくよい部分だと思いました。
しかし、ドレイクの前にはマジレジェンドでさえも歯が立たず、レジェンドフォームの変身も解除されてしまいます。
再びマジドラゴンで攻撃に向かう5人。
「むやみに攻撃しても、魔法力が無駄になるだけだ!」と、とめるヒカル。
しかし魁は、ヒカルがとめるのも聞かずに、さらに攻撃を続けます。
そのため、ドレイクに跳ね返されます。
「無茶するな、魁! 考えなしでつっこむとやられるぞ!!」と叫ぶヒカル。
変身解除した魁に駆け寄るヒカル。
魁はなおも戦おうとしますが、それをヒカルは制します。
「むやみな戦いは、自分を危険にさらすだけだとわからないのか!」
「なんだよ! さっきから。俺の何がダメなんだよ!!」と叫ぶ魁。
「考えなしに突っ走るところがだ。 戦いの時だけじゃない。ケーキ作りの時だって。 根拠も無いのに、無責任だ! なんでもやればいいってもんじゃないだろう」というヒカル。
このヒカルの言い分は、最もだなあと思いました。
このヒカルの言い方に、ついカッとなった魁は「なあ、今日は俺が先生だったんじゃないのか? あんた、俺から学ぶんじゃなかったのかよ!! 先生のすることにいちいち口出しすんな!!」と、叫びます。
いくらなんでも、ヒカルを「あんた」呼ばわりするのはひどい…と思いました。
ヒカルのほうが魁よりは、年上でしょうし。 天空聖者でもあるわけですから。
この魁の言い分に、ついに啖呵を切るヒカル。
「そんなのはもうやめだ!! わかったよ。魁。やっぱり君は生徒で、僕は先生だ。残念だが君から学ぶことは何もない!!」
予告にあったセリフは、この場面のものだったんですね。
そこへ、スノウジェルが現れ、「そなたには失望した」と言います。
せめてヒカルの言い分を聞いてからにしてあげてほしいと思いました。
魁はスノウジェルに「一体 何を学べといったの?」と聞きます。
「それは奴が自分で見つけ出さねば、学んだことにはならんのじゃ。まあ、今となってはどうでもいいことじゃ」というスノウジェル。
この言い分はどうかなあと思いました。
スノウジェルは、自ら変身してドレイクと戦います。
しかし、体力に限界を感じ、ドレイクをマルデヨーナ世界へと送ります。
そして、5人に共に来るように言い、ヒカルに対しては「おまえは来なくていい。来るだけ邪魔だ!!」と言い放つスノウジェル。
ヒカルに挽回のチャンスを与えてあげてほしいなあ…と思いました。
最後、魁はヒカルに「俺、とにかく行ってくる」と言います。
「魁…」というヒカル。
このヒカルの表情が印象的でした。
非常に残念なことが1つ。
このあとの予告、どうなるんだろう?と思いながら見ていたら、なんと予告の途中でビデオテープが切れました(T_T)。
予約録画の時間をもう少し長めに設定しておけばよかった……。
あの日の朝にリアルタイムで見ることが出来ていたら、こんなことにはならなかっただろうに…。
まあ、素顔公演最終日(年内最後の公演)だったので、早くに家を出ないと整理券が大変なことになるのは これまでの素顔公演を見てきてわかっていたことだったので。
それにしても残念です。
次のお話の展開が気になって仕方ありません。